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November 18, 2004

面白いスパムメール

面白いスパムメールが来た。一つは、「末承諾広告※」という標題のメールである。添付ファイル付だったので読まずに削除したが、これはどうみても法に触れるのではないか?と思って調べてみたら「特定商取引に関する法律」*という法律に行き当たった。
その中で、11条2項に「販売業者又は役務提供事業者は、通信販売をする場合の指定商品について電磁的方法により広告をするときは、経済産業省令で定めるところにより、当該広告に、その相手方が当該広告に係る販売業者又は役務提供事業者から電磁的方法による広告の提供を受けることを希望しない旨の意思を表示するための方法を表示しなければならない。」と規定があり、具体的な規定は施行規則9条2項に「販売業者又は役務提供事業者は、前項第九号に掲げる事項について、その広告の用に供される電磁的記録の表題部の最前部に、本文で用いられるものと同一の文字コードを用いて符号化することにより「未承諾広告※」と表示しなければならない。」とあり、これ以外の表示はやはり違法となる。しかし、違反に対しては指示や業務停止(最後には罰金刑もあるようだが)ということで、やはり民事不介入というか経済活動の自由ってのはかなり保障されているという印象を受ける。

 もう一つは、カナダからの手紙(らしいが)。内容は裁判の賠償金を買い取るというものであるが、その一節が面白い。直訳すると「幸い、今年の夜は暖かかった。そのため、彼は、一晩中旅をすれば、今まで決して訪れたことがなかったある場所に、次の朝までは着くだろうと考えた。キューバは彼に常に興味を感じさせていた。彼はその地がボストンから南東の方角にあるものと決めてかかっていた。そして、彼は方向指示器をその方角にセットし、南東の方へ速やかに滑り始めた。」この文章だけではどうみても裁判の賠償金とは関係なさそうだが、ことによったら人口に膾炙した小説の一節か何かで、これを読んだ人は裁判を思い出すんだろうか?
と思って調べたところ、Frank L. Baum という人の書いた“The Master Key”という小説の一部分らしい。この作家は「オズの魔法使い」を書いた人なのでわが国でも有名(っていうか小説の題は知っていたが作者は知らなかった)だが、残念ながらこの小説の翻訳は出ていないようである。(http://www.asahi-net.or.jp/~UE4K-NGT/bnavi/baum.html参照)
いずれにせよ、スパムにも小説を取り入れるところは天晴れである。

*同じように、電話勧誘に悩まされている人も多いかと思う。
電話勧誘についてもこの法律に次のような規定がある。
第十六条
 販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売をしようとするときは、その相手方に対し、販売業者又は役務提供事業者の氏名又は名称及びその勧誘を行う者の氏名並びに商品若しくは権利又は役務の種類並びにその電話が売買契約又は役務提供契約の締結について勧誘をするためのものであることを告げなければならない。

第十七条
 販売業者又は役務提供事業者は、電話勧誘販売に係る売買契約又は役務提供契約を締結しない旨の意思を表示した者に対し、当該売買契約又は当該役務提供契約の締結について勧誘をしてはならない。

従って、勧誘電話がかかってきたときは、まずは「特定商取引に関する法律17条に基づく意思表示をします。」と言っておくことが大事ではないかと思う。

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