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January 26, 2005

ニッポンを斬る16 モンティ・パイソンをドキュメンタリーにするな

NHKの「従軍慰安婦」報道問題は、NHKvs朝日新聞の不毛な論争に移ってしまった印象を受けるが、そもそも事の発端となった番組の中身はというと、「天皇ヒロヒトをフジョボーコー罪で有罪に処す」という内容だったという。
昔、このような面白い番組を欠かさず見ていたことがある。
それは「モンティ・パイソン」*というBBCの人気番組で、誰が見てもジョークとわかる内容を面白おかしくではなく、真面目くさって出演者たちが演じるのでそれが却って面白さを倍増させた。ただ、わが国での放映は時代が早すぎたようで、それを模して「ゲバゲバ90分」が作られた(と聞いている)ように、ちょっと曲がって受け取られたのは残念であった。
まさに、真面目くさって「天皇ヒロヒトをフジョボーコー罪で有罪に処す」などと処断するあたりは、モンティ・パイソンそのものではないだろうか。
ようやくわが国もモンティ・パイソンを正面切って取り上げる時代になったんだなぁという感を強くした。
だが、注意して欲しいのはモンティ・パイソンはコメディであってドキュメンタリーではない。放映するんなら教育テレビではなく総合テレビだろう。
尤も、NHKvs朝日の論争自体がモンティ・パイソン的なのかもしれないが・・・・
ところで、あえて「モンティ・パイソン」的パロディに真面目に論評するとするならば、放送法3条の2に以下の規定がある。
放送法 第三条の二  放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
今回の従軍慰安婦の問題については、まさにこの4項に該当する問題であると考えるべきであって、その意味からもNHK当局が「編集」したのは放送法の規定からいって妥当であったと言わざるを得ないのではないだろうか。

*その内容は、空飛ぶモンティ・パイソン空飛ぶモンティパイソン・ファンサイトなどのHPで今でも知ることができるし、DVDも発売されているようである。

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