民営化反対派の読み違い
今回の総選挙では、亀井氏を始めとする郵政民営化反対派の読み違いが大きいのではなかったか。
小泉総理が解散するとは思ってなかったかもしれないし、解散しても党の公認が得られない上に刺客まで送られることは、想定の範囲外ではなかったろうか。
あわてて立ち上げた「国民新党」にほとんど人が集まらなかったことをみても容易に推察できる。
逆に言えば総理は、今までの党の常識をぶっ壊すことに成功したわけだ。
ただ、総理の反対派を「抵抗勢力」と決めつける手法は賛成できない。
なぜなら、それにはかつて「非国民」というレッテル貼りをした時と同じ匂いを感じてしまうからである。
その結末は、我々自身が良く知っている・・・
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Comments
税収の半分をを公務員の人件費として使っています。
それで税収だけでは足らないので借金をしています。
郵便貯金は国民からもらったものという感じで好き勝手に借りてきては使ってしまうので、小泉さんがそれではいけないと思い、政府と郵便局との距離を離したらよくなると信じて改革しようとした。
もし郵便局から借金ができにくくなったら税収の半分を食っている公務員の人件費を削減しようとなるから公務員は反対する
民主党の支持基盤のひとつに公務員の労組がある。公務員が反対したのだから民主党は自分の意思に反して改革に反対しなければならないつらい立場になっている。
製造業が日本から中国へ移って行ってます。製造コストの低い中国と勝負するために日本での製造コストを下げる必要があると思います。
Posted by: MPa | August 19, 2005 09:30 PM