旅の思ひ出
その1
以前仕事の関係の調査団の副団長として中国に行ったことがある。もっとも団長と秘書長以外は皆副団長だったのだが。中身はかなり真面目で向こうの関係者との会談や関係施設の視察がほとんどだった。
唯一例外となってしまったのがXianでここはバスに乗り込んできたガイドなる人物がみやげ物店ばかり案内し、またそこで誰も買わないものだから意地になって次々とみやげ物屋に連れて行こうとするので肝心の調査ができなくなって島った。
たまりかねて秘書長が抗議するとそのガイドは平然と「私にも生活がありますから。」とぬかしたらしい。
旅のアテンドをしたJ社がけちったのかそのガイドが強欲だったのか知らないが(おそらく後者だろう)、店からのキックバックに頼る業界の構図をかいま見た気がした。
その2
面白半分でかなり安いハワイツアーに参加したことがある。
ホノルル到着後説明会開催とのことで現地会社のオフィスに連れて行かれ説明会が始まった。中身はなんとオプショナルツアーとみやげ物販売の説明会であった。
ツアー料金が安いというのはこうした分で補えるから安いんだなぁと感じた。
で、説明会の時にどうしたかというとずっと寝ていた。全体の説明が終わった後で個別の商談に入る訳だがさすがに寝ている人間を叩き起こしてまではしなかった。
その3
先日、越後湯沢駅での出来事。
売り物の笹団子などが入った荷物を台車に乗せエスカレーターで上っていたオッサン。ふとした拍子に転倒し、笹団子を床中にぶちまけてしまった。オッサンそそくさと拾い集めると祖のまま売店の方へ運んでいった。あのまんま売ったんだろうか?
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