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March 15, 2006

「なにげに」考

何気ないの意味で「なにげに」という言葉をそれこそなにげに使ってしまうのであるが、テレビでもおなじみの堀井令以知教授の『ことばの由来』という本によると、「なにげなく」のナニゲは何という気持ちの意味で、それがない訳であるから「何の考えもなく」という意味から、相
手にそれらしい様子を意識させない、決まった意図を持ってやったのではないという意味で用いられるのだそうだ。
堀井教授は、『なにげに』にも言及されており、この言葉が定着すると逆に本来の「なにげなく」がその否定と解されて、逆の意味で使われるのではないかと指摘している。
言葉は動くものだし、本来の意味と逆に使われるようになった言葉は沢山ある。
定着した言葉は正しくてそうでない言葉は間違っていると決めつけるのはおかしいということだろうか。

もう一つ耳障りといい要素はあるような気はする。

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