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January 30, 2007

雲國齊世録(10)

「護憲」とは何か-国民投票法案を巡って
「護憲勢力」という政治勢力がある。この人たちの主張というのは「憲法を護る」ということなのだろうか? この「憲法を護る」という考え方にどうも腑に落ちない点がある。というのは、政治が護るべきなのは「憲法」ではなく、「憲法によって保障された基本的人権」ではないのだろうか? そうであれば、少なくとも、現行憲法に改正の規定があり、改正に際しては国民の投票で決定するということが規定されている以上、その手続きについて定めないということは、国民が「憲法について意思を表示する権利」を奪うという重大な基本的人権の侵害ではないだろうか。一刻も早く国民投票の手続きを定めること。それがまさに「護憲」の道である。

恵方巻き
節分が近づくと「恵方巻き」の販売が盛んになってくる。これは関西の風習だと思うが、節分(立春だったか)の晩にその年の恵方に向かって、太巻きをガブリとかじるというやつである。4、5年前関西に行ったとき、太巻きを売っていて面白い風習だと思ったが、最近は関東でもコンビニを中心に売り出されている。時期的なことを考えると関東で売り出されたのは3年前のことだと思うが、バレンタインのチョコといい、消費が落ちるとされる2月に上手いビジネスを考えたものである。

「空気を読む」
「場」というものがある。場には明文化されたルールや状況はないものの、暗黙の了解や共通認識というものがあるようで、その雰囲気を感じ取ることを「空気を読む」と言うのだろう。最近、こうした空気を読めない人や組織が増えているような気がする。不二家のように、雪印の事件で食品業界としてかなり懲りた筈なのに、旧態依然とした対応を続けていたということはその一例だし、これだけ飲酒運転が問題となっているのに相変わらず酒を飲んで車を運転する奴が後を絶たないことなどそうである。空気を読めず、(真理に対して)嘘をつく人が増えるような社会では法や契約で縛るしかないらしい。米国などはその好例だそうで、日本もある意味米国的になってきたということかもしれない。

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