ソウル素描 雲國齊世録(45)
金浦空港内のスーパー
羽田から行く便は国際線用の仁川でなく、国内用の金浦空港に到着する。今は金浦-仁川間の鉄道も開通し、かなり便利になったが、それでも市内の金浦は便利。空港内にEマートというスーパーがあるのが良い。ここで、滞在に必要な小物やみやげ物を買うことができる。帰りは開店時間の少し前に行ったので、オープンまで少し待ったが、その間、待っている客用にお茶とクロワッサンが出された。このようなサービスは日本ではないだろう。空港は軍事施設ということで写真を取れなかったのは残念だった。
地下鉄あれこれ
市内でもいろいろ建設が続いているようで、韓国の成長は続いている印象を受けた。地下鉄は原則車と同じ右側通行だが、一部の路線では日本と同じ左側通行となる。これは国鉄が日本統治時代のインフラを使っているので、止むを得ない措置のようだ。ソウル競馬場に行く4号線は、途中で電気が消える区間があり、ここで右側から左側に切り替わる。地下鉄の中で日本と違うのは、物売りの人がCDやストッキングなどを売ったり、チラシを車内に貼ったり、物乞いする人がいることだ。こういう人たちが韓国の人に対する偏見の一因になっているのかもしれない。地下鉄用のパスモみたいなカード(T-Money)があり、これを使うと100ウォン割引になる。
旨いワイン
機内で飲んだ白ワインが旨かった。距離が短いので、映画を見ても見終わらずに着いてしまうのが欠点といえば欠点。考えてみれば、東京からの距離は759マイル。沖縄(984マイル)より近いのだ。
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