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August 17, 2007

馬インフルエンザーもくにの馬シカ帳(8)

 やるやらないでいろいろあったようだが、結局今週の競馬は中止となった。残念がる声が多いようだが、これはこれで賢明な判断であったと言えるだろう。まぁ暇になったということもあり、折角だから馬インフルエンザについて調べてみることとした。
JRA総研のHPはアクセスが集中しているようだが、それによると、馬インフルエンザにはウマ1型(H7N7)とウマ2型(H3N8)の亜型があり、これについてのワクチン接種を年2回行っているという。ちなみに、ヒトのインフルエンザとはタイプが異なっており、ヒトに感染することはないとされている。
病気の概要は、動衛研のHPがわかりやすい。潜伏期は1~3日で通常2~3週間で回復するという。
今回発生したのは1971年の大流行の時と同じ2型のようである。ヒトの場合と同様、ウイルス株が徐々に変異することから、ワクチンによる流行防止効果も絶対とはいえないようだ。しかしながら、今週の出走予定馬の2割近くが感染していたという割にほとんど症状が出ていないことから考えると、ヒトのワクチンと同様個体の発症予防効果はかなりあるのではないだろうか。ただ、発症しなくともウイルスによる感染力を有しているとするならば、流行の虞はあるということになり、しばらく様子をみることが必要だろう。JRAは8月11日初発とみているようなので、2週間は様子をみるとすると25日まではダメということになる。ということは来週も中止か?
 仮に来週中止となるならば、競馬法改正で可能となった公営の代替販売を実施する良いチャンスではないだろうか。おそらく、ばんえい、岩手、九州は実施されるはずなので、丁度良いのでは?
 ところで、さらに深刻と思われるのは、メイショウサムソンに感染の兆候があるということだ。サムソンは美浦の検疫厩舎に居た訳で、本来だとこうした家畜伝染病から隔離された状況にあったはずである。そうした馬が感染したということはわが国の家畜検疫の状況がお粗末だったということを露呈する結果となり、パートⅠ維持も危うくなる事態ではないだろうか?

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