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November 06, 2007

政界激震 雲國齊世録(73)

大連立構想の波紋
党首会談で大連立構想が出されたことを受け、与野党が揺れている。特に民主党の動揺が激しそうだ。小沢党首にしてみれば、衆議院で第1党を取れない以上政権は取れないのでまず連立内閣を組んで政権入りして、その後単独政権を目指せばよいという理屈になるだろうが、「理想派」の多い野党出身者からの異論が特に強い。わが国の野党は「絶対与党になれない」ことを前提に成り立っていたから、常に「べき論」だけを述べ、妥協や協議をする必要がなかった。そして、政府案→反対→採決抵抗→機密費→正常化という茶番を繰り返していた。
ねじれ国会の中では何らかの調整・協議をしないと何事も進まない事態になったわけだから、政権内でやるか外でやるかは方法論の一つに過ぎないと言えるだろう。

小沢新党はあるのか
小沢氏が参議院議員を17名以上引き連れて与党入りすれば、一挙に安定的な政権ができてしまう。果たしてそのような行動を取るかどうかだが、今のところなんとも言えないが、そうならないように、民主党幹部が調整するだろう。逆に言えば、そんなこともできないような幹部だったら、政権担当能力は疑わしいと言わざるを得ない。解党・連立せずに民主党が生き残る唯一の道は協議・調整を繰り返す「ゆ党」化しかない。そうした行動を地道にやっていけるかだろう。

総選挙で民主党は勝てるか?
小沢党首が連立に傾いた最大の理由は、「総選挙で民主党は勝てない」ということだろう。何故参議院で勝ったかというと、国民の多くは「参議院なんてどうでもよい」と思っているからで、衆議院で第1党にさせるほどの安心感はないというのが実情だろう。今、総選挙をやれば与党が勝つに決まっている。もし、そうならないとすれば、国民的人気を有する新政党だろう。かつてドイツでそのような状況下で政権を取ったのがナチスであるが・・・。

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Tracked on November 06, 2007 at 07:52 PM

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