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January 24, 2008

雲國齊世録(86)

救急医療体制への一提言
救急車のたらい回し事件の報道があちこちでなされている。このことは、救急に関する公的責任が「搬送」に限定され、後は医療関係者のいわば「善意」に委ねられている現状に問題があるのではないだろうか。
この点を解決するために、以下の方策を提案してみたい。
1 消防組織単位に以下の3つのオプションを確立し、その状況を公表する。
 オプション1 救急を搬送だけでなく、救急医療の提供まで業務範囲とし、公的責任で医療の提供を行う。
 オプション2 救急の場合、訓練を受けたスタッフによる処置に限定する。
 オプション3 これまで通り、医療関係者の善意にすがる。
2 救急医療体制の整備に関する経費は道路特定財源の一部を振り替えて対応する。

捕鯨と「電脳ウヨ」
当ブログにTB下さった「弱い文明」さんによると、「捕鯨に対して批判的な発言をすると、たいそうな反響がある」そうだ。捕鯨問題に限らず、最近の電脳コミュニケーションにおいては、マスコミチックな「反体制」的言動は封じ込められる傾向にあるようだ。
ビートたけし氏が以前指摘していたが、表現の自由が保障されている民主国家においては、マスコミは「反体制的(あるいは批判的)な姿勢を取ることが最も安全」なのである。
しかしながら、実はマジョリティーを確保しているからこそ「体制」なのであり、そうしたマジョリティーたる一般市民の意向を反映するブログなどの電脳界においては、逆に「体制的(あるいは肯定的)な姿勢を取ることが最も安全」なのであろう。こうしたマスコミとの性格の違いを認識しておかないと「炎上」するということになるんじゃないだろうか。

世界同時株安と緊急利下げ
サブプライム問題に端を発した世界同時株安への対応としてFRBが緊急利下げを決めた。しかし解せないのは、サブプライム問題の影響を受ける企業というのはそんなに多くはない筈なのに、無関係と思われる企業も含め株価が下がったことである。勿論住宅は基幹産業だからありとあらゆる業態に影響があるという理屈はあろうが、そうだとしても影響度には温度差があり、その差分に応じた株価変動があってしかるべきであるのにそうなっていない。どうも、「株安」を人質にして「利下げ」を誘導しようとした策略とも取れるのではないだろうか。そうだとしたら、Kidnapの手口と変わりがない。

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しゃぶしゃぶは、昭和32年に大阪の「スエヒロ」が商標登録したものです。このしゃぶしゃぶという名前、当時の三宅忠一社長が、中国料理をヒントにした新しい肉料理の名前を考えていたときに、女性従業員がおしぼりをたらいでしゃぶしゃぶ洗っている動きを見て思いついたそうです。... [Read More]

Tracked on January 24, 2008 at 11:56 PM

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