米兵少女暴行事件 雲國齊世録(89)
事件は遺憾だが
米兵が沖縄で14歳の少女を暴行した容疑で逮捕されたそうだ。相手が少女ということでこの米兵に同情の余地はないが、このことを契機にことさらに反基地とヒステリックに叫ぶ姿勢もいかがなものかと思う。いくつかのブロガーさんを見ると、夜中学生が遊んでいて、知らない人にひょこひょこ付いていくことも問題ではという声もあったのは同感である。夜中に若い女性が街中にいること自体prostituteと思われても仕方がないというのが外国の常識である。
抗議集会参加者は公務員?
この事件を受け、地元北中城村の米海兵隊キャンプ瑞慶覧前では緊急抗議集会が開催されたそうだ。その写真(午後5時58分撮影)によると、参加者の持つ赤旗には「官公労」、「沖縄県職○」、「国公労」、「自治○沖縄県本部」という名前が見える。なんのことはない、ほとんど公務員ではないか。公務員バッシングをしている人たちは、終業後ただちに抗議集会に駆けつける勤勉な公務員の人々を見てどう感じるんだろうか?
再発防止のために
今回の事件は、カルチャーギャップが原因となって起きた事件であるので、再発防止のためには、米軍、学校双方における教育の充実が必要だろう。まず学校側では、夜遅くまで未成年が外で遊んではいけないことと、知らない人に声をかけられてもひょこひょこ付いていくんじゃないという教育を生徒にきちんとする必要があろう。
米軍においては、日本では、夜中に若い女性が一人あるいは数人で遊んでいてもprostituteではない場合がほとんどなので、米国の常識で声をかけないこと、また、仮に「車で家に送る」と声をかけて車に乗ったとしても「本当に送ってもらえる」と考える人間が圧倒的に多いので、それ以上のことをしてはならないということをきちんと教育する必要があろう。
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