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April 30, 2008

敢えて民主党批判 雲國齊世録(98)

ねじれ国会 どう舵を取るか
山口の補選で民主党が勝利したことから、残された国会会期における民主党の対応が注目されている。政局が流動している中、「政局屋」小沢党首がどう出るか、なかなか読み辛い。ここでは、敢えて、民主党批判を展開してみたい。

日銀総裁人事をめぐる??
日銀総裁人事に関して、小沢党首は「財務省の天下りはいけない」ということで、財務省OBの任用に一貫して反対した。山口の民主党候補が財務省出身というのも皮肉ではあるが、それはさておき、反対の方法論にちと疑問がある。
人事案が提示されてから、候補者の所信をきちんと国会として聞いているのである。「財務省は一貫して財政・金融の一体論であり、党の方針と異なる。候補者の所信を聞いてもその懸念は払拭されなかった。」とでも説明すれば(現に、大蔵OBの民主党議員はその旨発言している)所信を聞いた上での判断ということになるだろう。「財務省の天下り」ということは、資料を見さえすれば、別に所信を聞かなくたってわかる事実なんだから、そんな説明では、候補者の所信を「理解できなかった」という判断をされても反論はできまい。党首が、教条主義しか主張しない組合上がりの議員のようなことを言っているのでは、宰相の器とは言えない。

党首は公共事業派ではなかったの?
ガソリン税暫定分の廃止は民主党として主張しているようだが、小沢党首は元々公共事業の関係で仕事をしていたのではなかったんだろうか?しかし、今の主張は、ガソリン税を下げるだけで、他は特に何もしないというイメージである。「道路に毎年6兆円も支出するのに、画期的な成果であるiPS細胞の研究プロジェクトは30億円であるのはおかしい。」という主張があったが、とにかく、わが国は公共事業にカネを使いすぎている。その分を医療・年金といった公共福祉のために投じていくことが必要ではないだろうか。そういう主張をしない背景に党首が元々公共事業派だったからという疑念が出てもおかしくはない。
民主党が、政権を取りに行くとするならば、例えば、日本を「公共事業国家」から「公共福祉国家」に変えていくというようなビジョンを明確に打ち出していくことが必要だろう。単に「ガソリン値下げ隊」では万年野党だろう。

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Comments

子供達を守るために、政権交代が必要です。
愚民化教育を行い、子供達の人生を壊す政党は許すことは出来ません。
「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読みました。
これ程までに、日本の教育が破綻し腐敗しているのかと驚きました。不登校、引きこもり、ニートが生まれ、犯罪者が続出するのは、教育システムが腐敗しているからです。
知識社会と言われる現代、教育こそが、最大の成長戦略であり、雇用対策です。
ぜき読んでみて下さい。
怒りが、腹の底から湧き出るに違いありません。

Posted by: N.M | August 17, 2009 at 05:57 PM

N.M.さんコメントありがとうございます。
教育問題については、あまりにも既得利権の壁が強すぎて、ここを何とかしないと直らないような気がします。
民主党政権になったとしても、バックに日教組がついているので、抜本的な改革は難しいんでしょうね。

Posted by: もくに | August 19, 2009 at 06:01 AM

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