原油高 雲國齊世録(103)
出漁ストップよりも流通改善を
原油高で漁に出ても赤字になるとかで、全国的に出漁ストップという動きがあるようだが、そんなことよりも、漁師→浜卸→市場仲卸→市場卸→問屋→魚屋というような中間形態の複雑な流通機構を改善することの方が効率的ではないだろうか。政府としても、漁船の石油代への補助は難しいだろうが、流通構造改革は行政テーマとして対応可能だろう。
ガソリン税は結果的に地球環境対策に
原油高のため、ガソリンもリッター200円台が常識の世界になるそうだ。お陰で道路も結構空いているらしい。以前総理や官房長官が「ガソリン税は地球環境対策にもなる」と言っていたが、結果的にそうなっているようだ。
スタグフレーションの脅威
ここにきて、いろいろな物の値上げが相次いでいるものの、賃金は上がっていないというスタグフレーションの傾向が顕著である。しかし、物価の値上げと言うのはある程度の購買需要があってこそ成り立つわけで、賃金があがらず、購買需要がむしろ下がるような状況で無闇に値上げしても物が売れなくなるだけである。値上げ阻止のためのカルテル許可などもあっていいかもしれない。この対策については、まさに、「政治」の役割だろう。
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