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December 10, 2008

携帯小説(1) 「明日 あなたを×します」

「メールがきています。」
齊の携帯がそう叫んだ。

「こんな時間になんだ。」
齊はそう思って、なにげなく携帯の画面を覗き込んだ。
画面をみて齊は驚愕した。
題名は『明日 あなたを×します』となっていた。
(×の中には、書くことを憚られる文字が記されていた)
しかも発信者は齊自身ではないか!
思わず、メールの中味をみてしまった。
しかし、一瞬の光を感じたような気がしたが、
そこには何も記されていなかった。

その後、携帯はおかしな動きを始めた。
「これは一体なんなんだ?」
齊は訳のわからないまま、この方面に詳しい帝を呼んだ。

帝は、携帯を少し見てこう聞いた。
「メール読んだの?」
「だって、俺自身が出したメールになっていたから、
読もうとしたが、何も書いてなかった。」
「読む前に、ピカって光らなかった?」
「そんな気がする。」
帝は、「了解了解。これは新型のスパムでメールを読んだ
だけで感染するタイプだよ。もういっちまってる。」と
あっさり答えた。
齊が「対処法はあるの?」と聞くと、
帝は、「簡単さ」と言って、携帯をまっ二つにへし折った。

単なる金属の塊となった遺物をみながら、
「これはこいつが発したメッセージなのかも。」
齊はそう思った。

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