血の検討・オークス
netkeiba.comのデータベースを使って、オークス出走予定馬の血統をみてみた。といっても、勝ちにいくための血統検討はスンイチロー教授のHPを見れば良いので、そういう視点でなく国内で歴史的にどう育てられてきた血脈かに着目してみた。
その意味でも一番注目できるのは圧倒的な一番人気候補ブエナビスタだろう。父スペシャルウイークの母系はフローリスカップにまで遡り、わが国で100年も育てられている血脈。メイドインジャパンと言っても差し支えないだろう。
ディアジーナの父メジロマックイーンの母系はアストニシメント以来100年を超え、これもメイドインジャパンか。こちらは母アイネスターキンの系統もフオルカーまで行って50年以上の歴史。
サクラローズマリーは母の父サクラユタカオーから母系はクレイグダーロッチまで遡り70年以上の歴史。
ヴィーヴァヴォドカは母の父トウカイテイオーの母系は星友まで行って80年近い歴史があるし、父系もシンボリルドルフ、スイートルナ、スピードシンボリと父母織り交ぜて遡ると60年近い。
イナズマアマリリスの父スエヒロコマンダーの母系もメダリオンから50年、母イナズマラムの母系もウオーターミユージックから50年。
ジェルミナル、ワイドサファイア、ハシッテホシーノ、ブロードストリート、ダノンベルベールの父アグネスタキオンは三代母イコマエイカンから40年余りなんで立派なもんだが、他の歴史にくらべると見劣りしてしまうか。
こうみるとある種国内で「異型の血」を溜め込んだ観のあるヴィーヴァヴォドカを血脈上の穴馬に指名しておきたい。
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