港人に聞け スプリンターズS
中山11R 第44回 スプリンターズステークス(GⅠ)
秋のG1第一弾、下半期のスプリント王決定戦。グローバルスプリントチャレンジ第6戦としても位置付けられ、香港から有力馬が参戦している。過去の傾向では、GIを勝っていた馬など重賞実績のある馬が良績をあげているようだ。JRAメルマガのインタビューは、ウルトラファンタジー・タム助手、グリーンバーディー・ビュッセイ助手、ローレルゲレイロ・昆貢師、ワンカラット・藤岡健一師の4氏。
グローバルレースとあって、香港でも馬券が独自に発売されており、香港賽馬会のオッズによる現地の人々の動向も参考にしながら、GⅠ恒例の全頭チェックをしてみることとしよう。(馬名の後は、レーティング、香港のオッズ、日本のオッズの順)
1 サンダルフォン(103、43、70):バクシンオー産駒ということもあってか中山[0,0,0,5]という成績。ここも苦しいか。(切)
2 ダッシャーゴーゴー(111+4、11、14):バクシンオー産駒は坂で止まるというイメージが強いが、自身はスプリンターズS連覇しとるんだなぁ。前走は「最高の競馬ができた。」ということだが、それでもGバーディーとはクビ差。坂がきつくなるし、2キロ縮まる今回はどうかなぁ。(切)
3 サンカルロ(112、38、16):「道悪は間違いなく走る。差しが利けばチャンス」ということだから、今回少し渋りそうな馬場は向くかも。(▲)
4 アイルラヴァゲイン(110、45、75):可能性は低いとはいえ、かつてのPO馬だから複勝くらいは買っておきたい。(情)
5 ビービーガルダン(114、26、7.0):「一瞬の切れ味は他の馬に負けるけど、急坂で他の馬が止まっても、この馬は止まらない」というのは魅力だなぁ。馬券に絡む公算は高そう。(△)
6 グリーンバーディー(118、1.6、3.3):香港からの刺客。「我々はここを勝つために来たんだ」とは頼もしいが、前走のパフォーマンス見せられるとなぁ。香港では一本かぶりのようだが、日本でも人気に応えてくれそう。(◎)
7ウルトラファンタジー(114、11、28):グリーンバーディーに再三先着しているが、前走のように14着と大敗も多いムラ馬。今回も1着か2ケタ着順かのどちらかだろう。単勝は買っておきたい。(★)
8 ワンカラット(105+4、11、5.4):「スプリント適性が高く、中山の急坂も栗東の坂路の動きから心配していない。」ということだし、洋芝で連勝したんだから、渋った馬場も向きそう。(〇)
9 ローレルゲレイロ(115、37、9.3):ディフェンディングチャンピオンだが、「調教でも実戦でもズブくなっている」ちゅうのがなぁ。(切)
10 ファイングレイン(-、55、98):レーティングがつかないくらいだからここでは厳しいんだろうなぁ。(切)
11 プレミアムボックス(107、39、58):高松宮記念13着以来ってのがなぁ。京阪杯あたりなら狙い目か。(切)
12 ヘッドライナー(106、61、20):セントウルS4着というのは微妙やなぁ。ウチパクさんでどうかというところか。 (切)
13 マルカフェニックス(109、97、50):ダンス産駒でスプリントですか(切)
14 キンシャサノキセキ(115、11、6.2):前哨戦を使えなかったのは痛いのでは。力はありそうだし、人気もあるのでキルトクール指名。(キ)
15 ジェイケイセラヴィ(107、33、17):キーンランドC2着というのは評価できるが、他に強そうな馬いろいろいるんで。(切)
16 ウエスタンビーナス(101+4、53、79):人気薄の善臣ってのは穴だが、馬の方がちと力不足か。(切)
6、7の単勝、3、4の複勝。枠連2-3、2-4、3-3、3-4。ワイド3、6、8BOX。
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