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November 25, 2010

北朝鮮砲撃事件と正義 サンダル教授の発熱教室(4)

前回は、反体制活動家にノーベル平和賞が授与されたことを題材にパワーゲームと正義について学んだ。今回は、先に起きた北朝鮮軍が延坪島を砲撃した事件を題材にパワーゲームと正義について更に考えてみよう。

まずは、今回の事件についてどう思うかね
。 ハイ。そこの赤い服を着たキミ。名前は。
「ソンです。今回の事件は北による一方的な砲撃で、しかも民間人まで巻き添えにした暴挙だと思います。」

宜しい。
多くの人はソン君のように受け止めているだろう。
しかし、ここで問題となるのは、南北の境界線について、両者の主張が相違している点だ。延坪島周辺は北側が北の領海だと主張している海域だ。
今回、その付近で韓国が軍事演習を行った。したがって、北は「自国領海に韓国が侵入したことへの報復だ」と主張した。領海侵犯に対し、一定の排除行動を行うこと自体は理に適っている。問題は、今回のように領海の主張に争いがある場合の対応だ。北は北の論理で行動し、南は南の論理で行動する。

尖閣諸島の問題も根は同じだ。このように、国境付近においては、絶えず紛争が生じる。それをいちいち戦争という形にしていては世界が持たない。したがって、国境紛争は基本的に戦争とは見做さない。これが世界的な正義と言えるのではないだろうか。
しかし、そこから一歩踏み出してしまうと本当の戦争が勃発する危険が生じる。従って、国境紛争には絶えず毅然として応じることが必要で、それがむしろ事態の拡大を防ぐのだ。

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