August 24, 2007

スポーツの話題 雲國齊世録(61)

「空気を読んだ」高校野球
夏の高校野球は県立の佐賀北高が優勝した。延長戦を制したりして波に乗ったことが大きいのだろうが、今年は有力私学を中心とした特待生問題が球界を揺るがしただけに、そのような事とは無縁な公立高校が優勝したのは大きい。
そういう意味では、結果的に「空気を読んだ」大会といえるのかもしれない。

朝青龍問題と新たなスター
横綱朝青龍をめぐるいろいろな問題は、結果的にモンゴルでの転地療養ということに落ち着きそうである。とっかえひっかえいろいろな精神科医が登場し、さまざまな病名が発表されたことが混乱を大きくしたのではないだろうか。「さまざまな病名」と言っても、おそらく現象の一面を捉えたもので、全体として大きな差異はないということなんだろうが、一般の印象としては、こんなに病名が変わるのは変だということになってしまう。いずれにせよ、しっかり病気を治して、また強い横綱ぶりを見せてほしいものだ。
朝青龍不在の夏巡業が意外な活気を見せていたようだ。とりわけ、北桜関の活躍が大きく、相撲界も新たなエンターテナーを得たということになるだろう。

北京オリンピックまで1年
来年は北京オリンピックである。中国もこれを機会に名実共に先進国入りしようとさまざまな国内改革に取り組んでいるようだ。とりわけ、知的財産問題と環境・安全問題は世界的にも注目されているだけあって、最重点課題のようである。
いろいろ報道されることに対して、高圧的に否定する態度が陰をひそめ、悪いことは悪いと直そうとする姿勢がみられつつあるのは評価したい。
既にホテルが高騰し、北京に行くのは難しい気がするが、馬術はシャテインで行われるので、こっちは見に行ってもいいかなぁという気もする。

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May 10, 2007

雲國齊世録(34)

サービス業の生産性
わが国は全般的に生産性の高い国と思われがちだが、実はそうではないらしい。ホワイトカラーやサービス業の生産性がかなり低いと言われている。ホワイトカラーはさておいて、サービス業については、果たしてそうかという疑問が沸く。というのは、わが国は世界に冠たる自動販売機王国であり、サービス業に関するかなりの部分に自動販売機が導入されているからである。この分を加えると生産性は更に向上するような気がする。

トヨタ最高益
トヨタ自動車が最高益を更新しているそうだ。一方で、新車が売れないという状況も続いているらしい。新車が売れない理由として、新規の家庭での高価品購入が、地デジを踏まえた、大型TVなどに流れていることと、月々の維持費が嵩むので携帯に食われているということが言われているらしい。
そうならば、カーナビを応用したワンセグ、地デジ対応の車載&取り外し自由なTV、電話を標準装備してこうした層の取り込みを考えたらどうなんだろうか。

高校野球特待生問題と「ラスプーチン」騒動
高校野球の特待生問題は全国の有力私学がほとんど巻き込まれるという事態になったが、それ以上に週刊誌などを賑わせているのが高野連の「ラスプーチン」と言われる人物の存在である。
実際その人がどうなのかは分からないので論評は避けるが、高校野球は「プロと一線を画す」ということをモットーとしてきているのであり、逆にそれで飯を食っているプロがいるという変な業態になっているのも事実のようだ。
まぁ、高校野球のように全国的に盛り上げるスポーツも世界に例がないような気もするし、いっそのこと「プロ」高校野球と「アマ」高校野球に分けてしまうのも一つの方法かもしれない。

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January 15, 2007

映画「Invincible」を観た

Invincibleという映画をみた。実在のプロフットボール選手だった、ヴィンス・パパーロの実話を基にした映画ということだ。
昼は中学の臨時講師、夜はバーテンダーをしていた30歳の男が、あまりの甲斐性なさに妻にも逃げられ、自暴自棄の生活を送っていた。草フットボールを楽しむ仲間と店で飲んだくれている中で、地元のチームがプロテストを行うことを知り、応募した。
ランの速さなどが認められて、テストに唯一人合格し、プロのキャンプに参加することになり、そこでさまざまな苦難を乗り越えて最終メンバーに残り、仲間の声援を受けながらプロとして試合に出場するという「アメリカンドリーム」の物語であった。
日本じゃ流行らない映画かもしれないが、アメリカ人はこうした内容は大好きとみえて、事実配給1位を取ったこともあったという。
ディズニーもしゃれた映画を作るもんだ。

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October 13, 2006

祝!ファイターズ優勝

ファイターズが25年ぶりにリーグ優勝を飾った。優勝を決めた試合も息詰まる投手戦で大変見ごたえがあった。
東京から離れてからは応援しなくなってしまったが、元ファイターズクラブメンバーとして心から祝福したい。札幌の地で新しいチームとして地元に力と歓喜を与えたことは特筆に価するだろう。超満員のスタンドがそのことを物語っていたような気がする。次は、昭和37年以来の日本一を目指してほしい。
景気回復が今ひとつといわれる北海道経済も、ファイターズにあやかって是非上向きになってほしいもんだ。

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August 17, 2006

2‐0じゃマズくねぇ? オシムヤーパン。

はるか格下のチームにホームで2-0ていうんはかなりヤバくないですか?
韓国や豪州は余裕で勝っているようだし。
南ア大会までに課題は多い印象。

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August 04, 2006

亀田会見で見せた彼の冷静さ

亀田がタイトル獲得から一夜明けて記者会見を行った。その中ではっきりしたのは、ジャッジの判断を極めて冷静に分析していたことがわかったということである。
開始早々からダウンを奪われるなど終始劣勢という印象の試合であったが、ダウンしてもそのラウンドの採点は10-8であり、他に2ラウンド取れば追いついてしまう。とりわけ最近の試合はラウンドごとに優劣を決めるラウンドシステムが多いので、僅差であってもダウン並みのパンチ力があるという訳だ。
要は彼は「試合に負けて、勝負に勝った」ということではないだろうか。
彼はそういう意味で極めて冷静なボクサーなのだ。

余談だが、小生が馬連でなく、枠連を買うのも、しばしば同枠が絡むからである・・。

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August 01, 2006

最強チャンプになれるか?亀田

亀田がいよいよ世界タイトル挑戦だ。
ハンバーガーをかじったり、相手を挑発したりと相変わらずのパフォーマンスでこれについて、あれこれ苦言を呈する識者もいるようである。
だが、プロ選手なんだからそれで良いと思う。プロ選手に観客が求めているのは、「興奮」と「熱狂」であり、決して「尊敬」ではない。
無論、プロとして食っていけなくなった時のことを考える必要はあるかもしれない(おそらくこの三兄弟は、その辺は緻密に計算されているような気はするが)。

いずれにせよ、勝つか負けるかで世間の見方は大いに変わることは間違いない。
健闘を祈りたい。

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July 11, 2006

退場ジダンにMVP

ワールドカップサッカーの最優秀選手にフランスのジダンが選ばれたそうだ。
勿論中心選手としてチームを引っ張り、準優勝に導いた功績は称賛に値する。
しかし、決勝のレッドカード一発退場は疑念が残る。
一説によれば、イタリアの選手が彼がアルジェリア系であることを背景とした侮辱的な言葉を吐いたことが理由のようだ。
本人はいずれ真相を語るとしているようだが、藪の中で結局は「示談」になるのでは。

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July 07, 2006

日本の次の出場はいつか?サッカーW杯

サッカーワールドカップは決勝、3決を残すだけとなった。
決勝は2対1でフランス、三位決定戦は1対0でドイツと踏んでいるが、問題は日本チームの今後だろう。
トーナメントに残れない地区から連続出場する国が出ているのは弱い地区である証拠であるから、次の南アフリカ大会ではアジア枠が減らされる公算が高い。
その上に新たに豪州が入ってくる。
更に次の大会の主力となりそうな世代の実力も?が付くと言われている。
一次予選は軽く突破するにしても、二次予選をリーグ一位で通過するのは大変だろう。

幸い世代を考慮した強化策が取られているようなので今後に注目と言ったところだろうか。

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July 02, 2006

イングランドを応援しちゃうのは何故?

イングランドVSポルトガルだが、心情的にイングランドを応援している自分がいるのに気づく。どうしてなんだろう? 行ったことがある国だからか・・・
ところで、ココログの具合が大変悪い。ワールドカップ関係の書き込みが多いせいかもしれないが、そんなこと十分事前に織り込める筈でそんなこともできないのはやっぱり「不治痛」だからか・・・
高い会費払ってんだから、ちゃんとしろよ。

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June 23, 2006

見えてきたジャパンブルーの課題

王者ブラジルに完敗し、サムライブルーのドイツは終わった。リーグ戦4位に終わったが、大きな差があった訳ではないことは事実だろう。日本らしい動きの良さで世界の強豪をかく乱した功績は大きいが、課題となったのはその持続力。特に、終了間際に集中力が途切れるということだろう。逆に言うと、その辺のメンタリティーが世界で通用するかどうかということになるのかもしれない。
いずれにしても、20年前には考えられなかった、世界最大のスポーツの祭典の「盛り上がり」を我々にも味合わせてくれたジーコジャパンに感謝したい。あとはアジアの枠が減らされないように赤い軍団に頑張ってほしいところ。

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始まりましたな ブラジル戦

ブラジル戦。始まりましたな。やっぱり、ブラジルの攻守の切り替えの速さは凄いなぁ。
クロアチアが1点先制したらしい。

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June 13, 2006

あれ? 1-0で勝ってたのに

後半35分まで見ていたが、(思わず寝ちまった)確か1-0で勝っていたのに。終わってみれば逆転負けかぁ。
これでトーナメント進出は絶望的でしょうか?

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March 14, 2006

WBCの「疑惑判定」をめぐって

ワールドベースボールクラシックの2次予選、日本-米国戦でタッチアップをめぐって微妙な判定が行われ、結果として日本が敗退した。
13人と9人で野球をやっている訳だからこういう結果がでるのは当然と言えるかもしれないし、そもそも「スポーツ」というのはコーケジアンの概念なんだから、彼らの都合の良いようにルールが決められ、解釈されるということなんだろう。
柔道だって国際的な「JUDO」は既にスポーツと化し、嘉納精神なんてかけらも無くなっている。そういうもんだという観点で観ていく必要があるんじゃないだろうか。
こんなことは別にスポーツに限らず、あの「パールハーバー」を「だまし討ち」と決め付けた事だって、昔ハワイ王国で米国自身が同じことをしたことがあったようだ。

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March 02, 2006

オリンピック「トリノビア」

トリノオリンピックの気になった話題を集めてみた、題して「トリノビア」。

一位「鳥の」オリンピック

毎日報道されるのはよいがどうしても「鳥のオリンピック」と聞こえてならなかった。
だからメダルも飛んでいってしまったんだろうか。


二位 日系人の活躍

メダルを狙える相手を求めて渡った米国で犯された癌を克服しながら全米チャンピオンとなり、米国籍を取得して米国代表として出場し、七位入賞したイノウエ選手(なんで日本のマスコミは漢字で表記してるんだろう?)のことはそれだけで十分ドラマといえるが、それ以外にもショ
ートトラックのオーノ選手も金メダルを取り、日系というか、スキーやスケートでも韓国系米人が活躍し、アジア系の健闘が目立った印象の大会だった。


三位 永田議員弁明会見を荒川選手帰国に合わせ実施

民主党の永田代議士のお詫び会見が荒川選手の凱旋帰国と同じ日にセットされた。単なる偶然か、それとも・・・


四位 小泉総理選手強化策を指示

総理が、金一個に終わった日本選手団について、抜本的な強化策の検討を指示したらしい。通年でトレーニングできる環境などが課題のようだ。

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February 27, 2006

オリンピック報道にみるマスコミの「タテ割り主義」

トリノ五輪は無事終了し、次の楽しみはパラリンピックということになるが、今回の報道で気になったのが荒川選手の金メダルをめぐり、各局でばらばらに呼んだあげくどこの局も愚にもつかない同じような質問を繰り返していたことである。
この光景をみて、マスコミの「タテ割り主義」のひどさを感じたのは私一人ではあるまい。
こうした取材攻勢のおかげで荒川選手は睡眠一時間で翌日のエキシビションに臨んだらしい。三回転ジャンプを一度しかやらなかったのも、このことが影響したのではないだろうか。

荒川選手の快挙に国中祝福ムードの中でそれを報道することは必要である。
しかし、そこには、節度というものがあっても良いのではなかろうか。

話は違うが、これでもし次ぎのバンクーバーで浅田真央が勝ったりしたら、間違いなくルール改正があるだろうなぁ。

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February 24, 2006

荒川選手の金メダルを分析する

女子フィギュア荒川選手の金メダルは沈滞ムードだったトリノ五輪に最後になって明るさを取り戻してくれたといえよう。演技をみていて金メダルの要素をいろいろ考えてみた。といってもスケートなんかやったことないので技術的な問題ではなくあくまでもイメージ上の話ではあるが・・・
まず、演技自体ほぼ完璧に演じることができたのが最大の要素であることは間違いないだろう。本人は「1ヵ所ミスがあった」と述べているが、それを感じさせない位の最高の演技の素晴らしさは、この日最初のスタンディングオベーションで応えた観客の反応が如実に物語っている。
さらに、前に滑ったコーエンのミスに助けられた要素は大きい。コーエンの点数を考えながらチャレンジとセーフを組み合わせた演技が出来る余裕が生まれたのが名演技に繋がっていたようだ。
しかし、それ以上に感じたのが荒川選手の「アジエンス」なムードである。それが「トゥーランドット」の曲と実に調和し、観客のみならず審判までもを不可思議な東洋の世界に誘ったのではないだろうか。トリノからその日にうちに日本に行けてしまう時代とはいえ、欧米の人にとってはアジアは遠い辺境の地なのである。遠い異郷からやってきたエイリアンが醸し出す自分たちにはない魅力、これがアジアの選手が世界にアピールできる最高のセールスポイントではないだろうか。村主、安藤両選手にはこの「アジエンス」なムードが感じられなかった。
いずれにせよ、多くの人々と共にこの金メダルを祝福したい。

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September 18, 2004

ニッポンを斬る1 プロ野球ストに思う

 プロ野球選手会がストに突入した。国民の反応は7割がストを支持しているようである。まあ良い数字ではないかと思う。今回、ストを支持する人が多いのは、選手会の主張が「年俸を上げろ」ということではなく、「12球団を維持しろ」というところにあるからだと思う。即ち、国民は選手会の方に「大義」を見出しているのだ。
12球団の経営に携わる人は親会社で人事・労務に長けた人が就任しているのだろう。球団側の文書からそうした匂いがプンプンする。しかしながら、彼らには今回の交渉に不可欠な「決定権」が与えられていない。そうした中で行われる交渉はとにかく時間をかけるしかない。なぜなら、少しでも歩み寄りができそうな事項についても、いちいち決定権のあるお歴々に伺いをたてないと決められないからである。しかも、おそらく労務屋の立場では球団は合併しても選手の「雇用は守る」と言っているので解決済みという認識がある。しかしながら、プロ野球は普通の会社と違う。普通の会社は合併しても社員の雇用を守ればそれで良いのであるが、プロ野球は各チームに大勢のファンがついている。しかも、試合をしてナンボであるから、複数のチームがないと存立しえないのである。さらに言えば、後を引き受けたいという企業すら存在している(尤も、お歴々のお眼鏡にはかなっていないようだが)。こうした状況の中で選手会の言う、12球団維持が不可能な状況とは思えず、また、審査に時間がかかって来季は無理との主張も、協約には30日以内に行う旨書いてあるようで意味をなさない。
 今回の事態は「プロ野球」という企業体を「普通の会社」と同じように対応している労務屋の悲劇といえるのではないだろうか。そこに、国民は「それは違うだろう」と言っているのである。

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