October 31, 2007

JRAに検査院が「ムチ」 もくにの馬シカ帳(15)

JRAに会計検査院の検査が入り、随意契約が多すぎるから是正するよう勧告を受けたそうだ。ウインズなどの家賃は他に払いようがないから随意契約でも止むを得ないそうだが、警備などは競争入札でも良いのではというのが検査院の言い分のようだ。
これに対し、JRAでは「公正確保」という理由を挙げているが、これについても厩舎などは公正確保の視点は必要だろうが、馬券売り場周辺は考慮しなくても良いだろうと言っている。
「公正確保」を大義名分にファミリー企業に受けさせて関係者をどんどん天下りさせるという構図があるとするならば、その点は是正する必要はあるだろう。

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October 17, 2007

馬検 もくにの馬シカ帳(14)

Baken
第1回の馬検に挑戦し、GⅢをゲットしました。

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October 16, 2007

意外と遊べる?!競馬場 もくにの馬シカ帳(13)

府中競馬場の中には競馬博物館があるが、久しぶりに行ってみるとなかなか面白い。
コンピュータを使ったゲームコーナーがあり、レースに勝つと商品を貰えたり、Fchu1


実物大の馬に乗って騎手を体験することができる。Fchu2


また、内馬場には遊園地もあり、ミニ新幹線やいろいろな遊具で子供を遊ばせることができる。Fchu3

Fchu4


おっと、ブッブーも・・・。Fchu5

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September 15, 2007

ヨカニセ・ダービー出走? もくにの馬シカ帳(12)

いつも買う見出しの派手な夕刊紙だが、競馬に関してもB級ネタを提供してくれる。

ヨカニセ・ダービー出走?
JRAを抹消され、乗馬となるツルマルヨカニセであるが、11月の綾ダービー(宮崎県)という草競馬で最後の勇姿を見せてくれるそうだ。

中村師、JRAに憤慨
11週連続勝利という新記録をなしとげた中村調教師がJRAに憤慨しているそうである。「新記録を達成しても、何もなかった」ということらしい。ちなみに今週勝てば12週連続になるそうだ。

ばんえいは「ポテト特別」
ばんえい競馬では、第16回ポテト特別が開催されるそうだ。「9頭立てだが、うち6頭は未勝利のメンバー」と書いてあるが、未勝利のオープン馬なんているんだろうか? オープン勝ちがないという意味か? ちなみに、1着賞金は25万円。
しかし、一番笑った記事は、1面トップの「長瀬新恋人、倖田」だろう。詳しくは紙面を御覧になっていただきたいが、「一人勃ちした長瀬に目が離せない」というのには・・・(爆)。

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August 30, 2007

三たび馬インフルについて もくにの馬シカ帳(11)

馬インフルエンザについて、考える際には、法制面、公衆衛生面、経済面といったさまざまな角度から検討していくことが必要なんだろうと思う。

1 法制面(家畜伝染病予防法)
家畜伝染病予防法は、「家畜の伝染性疾病の発生を予防し、及びまん延を防止することにより、畜産の振興を図ること」を目的としている(法1条)。
伝染病の種類によって、「家畜伝染病」と「届出伝染病」に区分され、馬インフルエンザは届出伝染病に分類されている(施行規則2条)。
家畜の所有者は、伝染性疾病の予防のための消毒その他の措置を適切に実施する努力義務が課せられている(法62条の2)。
さらに、競馬の開催者に対しては、その開催中、家畜診断所、隔離所、汚物だめ等伝染病の発生を予防するために必要な設備を備えなければならないこととされ、さらに、家畜診断所において伝染病にかかっていないと診断された家畜以外の家畜を隔離所以外の場所にけい留させてはならないこととされている(法12条)。

 こうした、規定から考えると、今回JRAが講じた措置は、
競馬の開催→家畜伝染病でないこと。
陰性馬のみによる競馬の実施→伝染病にかかっていないと診断された家畜による対応。
馬の移動制限→伝染性疾病の予防のための措置。
といったものであり、基本的には家畜伝染病予防法で説明できる合理的な措置と言えよう。

2 公衆衛生面
公衆衛生面での検討は、ワクチンの効果、隔離の必要性ということだろう。
1)インフルエンザワクチンの効果
馬のワクチンはどうか知らないが、ヒト用のインフルエンザワクチンについては、添付文書が公表されている。例えば、化血研というところが作ったワクチンの添付文書によると、「15~17歳の少年でワクチン非接種群では、27.5%が感染したのに対し、ワクチン接種群においては、約1/5の5.5%の罹患率が算定され、この時のワクチンの有効率は80%であった。」また、「ワクチンを3週間隔で2回接種した場合、接種1ヵ月後に被接種者の77%が有効予防水準に達する。接種後3ヵ月で有効抗体水準が78.8%であるが、5ヵ月では50.8%と減少する。効果の持続は、流行ウイルスとワクチンに含まれているウイルスの抗原型が一致したときにおいて3ヵ月続くことが明らかになっている。」とある。ヒトの場合、ワクチンを打っておくとかなりの確率でインフルエンザの予防はできるが、一方で、流行そのものは抑制できない。この状況はおそらく馬のワクチンにおいても同様だろう。従って、一定の感染馬、発症馬がいるとすれば、健康馬と切り離すことは合理的な理由があるものと考えられる。

2)隔離の必要性
 ワクチンにより、発症予防はできても、感染防止はできないということであるならば、蔓延防止のためには隔離という処置もやむを得ないことといえるのではないだろうか。

3 経済面
 言うまでもなく、競馬はギャンブルであり、3兆円産業であることから考えれば、経済面からみても、何としても興行をしなければならないという必然性があったことは容易に想像が付く。
しかしながら、これほど国際ルールとは異なるローカルルールを押し貫いているJRAが馬インフルエンザに関するお知らせの中で、「世界共通のルール」を謳っているのは笑止千万ではないだろうか。
 一方、今回中止されたレースの中で、秋になると出走制限があり、出られない馬が相当数でてくることから、3歳未勝利21レースの取り扱いが問題となろう。まぁ、なんらかの代替開催をするんじゃないだろうか。

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August 22, 2007

開催決定は良いが・・・ もくにの馬シカ帳(10)

今週の競馬は何とか予定通り開催にこぎつけたようだ。「インフルエンザの流行は沈静化」というのがその理由のようだが、どうも患馬と感染馬の対応が異なるようなのが気になる。
感染馬はワクチンの効果で発症していないだけだろうが、馬のワクチンを人のワクチンと同様なものと考えると、ワクチンは発症予防効果はあるが、感染防止効果は期待できないはずである。
患馬・感染馬双方の一定期間の隔離と大規模な移動禁止の措置は暫く継続する必要があるのではないだろうか。

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August 19, 2007

インフルエンザ対策への提言 もくにの馬シカ帳(9)

馬インフルエンザは公営にも飛び火して、混乱を極めている。現状から推測されることは、
1 インフルエンザの感染は予想以上に拡大している。
2 ワクチンの効果により、発症は抑えられている。
3 しかしながら、おそらくワクチンには、流行阻止効果は低く、発症馬の隔離は不可欠。
4 初発が8月11日らしいので2週間程度の観察期間が必要。
ということだろう。
こうしたことから、現在行われている馬の移動制限と患馬の隔離は正しい措置といえよう。
一方で、JRAは来週の特別登録を受け付ける方針を出しているようだが、この方針は如何なものか。ここは思い切って来週の中止を打ち出すべきではないかと思う。
そして、今後以下のような対応を図ることを提言してみたい。
・所属馬の感染状況を把握し、蔓延防止傾向が見られた場合、9月1日から再開する。
・出走馬の登録に際しては、事前に検査を行い、感染馬を排除する。
・2週中止した代替措置として、10、11月の2場開催時(8日間)に小倉で追加開催を行う。
・来週については、競馬法で認められた委託販売を実施する。
・さらに、競馬法で規定されている「災害復興開催」を、地元自治体主催により中越沖地震復興競馬として新潟で平日4日開催し、JRAとして協力する。

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August 17, 2007

馬インフルエンザーもくにの馬シカ帳(8)

 やるやらないでいろいろあったようだが、結局今週の競馬は中止となった。残念がる声が多いようだが、これはこれで賢明な判断であったと言えるだろう。まぁ暇になったということもあり、折角だから馬インフルエンザについて調べてみることとした。
JRA総研のHPはアクセスが集中しているようだが、それによると、馬インフルエンザにはウマ1型(H7N7)とウマ2型(H3N8)の亜型があり、これについてのワクチン接種を年2回行っているという。ちなみに、ヒトのインフルエンザとはタイプが異なっており、ヒトに感染することはないとされている。
病気の概要は、動衛研のHPがわかりやすい。潜伏期は1~3日で通常2~3週間で回復するという。
今回発生したのは1971年の大流行の時と同じ2型のようである。ヒトの場合と同様、ウイルス株が徐々に変異することから、ワクチンによる流行防止効果も絶対とはいえないようだ。しかしながら、今週の出走予定馬の2割近くが感染していたという割にほとんど症状が出ていないことから考えると、ヒトのワクチンと同様個体の発症予防効果はかなりあるのではないだろうか。ただ、発症しなくともウイルスによる感染力を有しているとするならば、流行の虞はあるということになり、しばらく様子をみることが必要だろう。JRAは8月11日初発とみているようなので、2週間は様子をみるとすると25日まではダメということになる。ということは来週も中止か?
 仮に来週中止となるならば、競馬法改正で可能となった公営の代替販売を実施する良いチャンスではないだろうか。おそらく、ばんえい、岩手、九州は実施されるはずなので、丁度良いのでは?
 ところで、さらに深刻と思われるのは、メイショウサムソンに感染の兆候があるということだ。サムソンは美浦の検疫厩舎に居た訳で、本来だとこうした家畜伝染病から隔離された状況にあったはずである。そうした馬が感染したということはわが国の家畜検疫の状況がお粗末だったということを露呈する結果となり、パートⅠ維持も危うくなる事態ではないだろうか?

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June 27, 2007

面白い武=幸太郎 もくにの馬シカ帳(7)

CX系の深夜番組に「武=幸太郎」というのがある。武騎手と小泉幸太郎がいろいろ遊ぶという番組だが、最初にディープインパクトを見に行った後、両者の実家に行き、沖縄で美人プロゴルファーとラウンドし、ダービーデーで武の仕事振りを応援し、神戸で遊び、琵琶湖の競輪に行くという趣向。
内容的には意外なこともわかり案外面白い。今後どのような展開になるか楽しみだ。

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June 24, 2007

JRA新スタンプサービス もくにの馬シカ帳(6)

Jrastp
夏競馬にあわせ、「夏景馬」と称したJRAのスタンプサービスが30日から始まる。スタンプ5、10、15個ごとに異なる商品ゲットに向け応募できるほか、サマーシリーズ皆勤者や夏競馬皆勤者に対する商品も用意されている。A賞狙いはできるかもしれないが、皆勤賞はちょっと難しい印象。これも、「FEEL LIVE」の一環ということなんだろう。
しかし、競馬場・ウインズに足を運ぶ人にとっては、多少のモチベーションにはなるかもしれない。ただ、商品的にはこうした一般的なグッズよりは、実際にレースに使われたものや、(一部商品になっているが)、競馬場の特別席への招待の方が効果的だろう。馬主会の協力をもらって、一般日の馬主席招待という方法もあるかもしれない。
アンケート欄に購入金額を聞くだけでなく、どういう商品が欲しいかということもきちんと聞く必要があるのではないだろうか? それとも、この事業の商品がファミリー企業の利権にでもなっているんだろうか・・・。

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June 18, 2007

夏競馬開幕 もくにの馬シカ帳(5)

いよいよ夏競馬開幕!ということで、平坦小回りのソウル競馬場に行ってきました(^^)。
Kra11
乾燥して含水量3%という馬場のため、
散水車が登場して入念な散水が行われていました。

Kra12

お約束のブッブーですが、
いつものメンバーのほか、
初めて見た機種も登場。

Kra2_1
最内の土ならしとローラーリングをしていました。

Kra3_1
誘導馬が芦毛なのも日本と同じ。


Kra4_1
今まで二千のレースを見たことはなかったのですが、
スタートは内コースから。

ところで、土曜日のメーンは釜山で行われたKRAカップマイル(GⅢ)。
10番の馬が優勝しました。
韓国の競馬は国内産と外国産が分かれることが多いようですが、釜山の1Rではサイレントハンター産駒、2Rではウイングアロー産駒が出走していました。
ソウルの6Rでは国内産ですが、Ararioというバトルライン産駒の4歳牝馬が出走しましたが、入着できず。7Rでもタイキシャーロック産駒のIlsim Dansimという国内産の4歳牡馬が出走するも入着できず。
8Rの外国産戦では、日本産でただ1頭ブラックホーク産駒のMakgang Powerという4歳牝馬が出走したので、応援馬券を買いましたが、圧倒的人気のシルヴァーチャーム産駒の3歳セン馬Bukcheongの前になすすべもなく敗れました。
次の予定があり、10Rの外国産戦の前に帰ったのですが、ここでは日本産がRich Market、Proud Queen(どちらも父がハングルになっているので、現在韓国繋養馬か)、Baby Sunday(父ロイヤルタッチ)の3頭出走していました。
異郷の地で見知った名前に接すると、競馬というのはワールドスポーツであるということを思い知らされます。

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June 13, 2007

競馬法の改正 もくにの馬シカ帳(4)

国会も年金問題一色のようだが、そんな中「競馬法」の改正が成立の運びとなった。
今回の法改正の趣旨の一つは、払い戻しに関する規制が緩和され、「主催者の判断により、通常の払戻金に、一定の金額を上乗せして交付できる」という制度が設けられることだろう。
具体的には、以下のような規定が附則に設けられた。
第五条 日本中央競馬会は、日本中央競馬会法第十九条に規定する業務のほか、当分の間、農林水産省令で定めるところにより、あらかじめ、農林水産大臣の認可を受けて、次の各号に掲げる金額を、当該各号に定める者に対し、交付することができる。
  一 当該競走に対する当該勝馬投票法の種類ごとの勝馬投票券の売得金の額に政令で定める率を超えない範囲内の率を乗じて得た額(勝馬が複数あるときは、当該額を勝馬の数で除した額)を当該勝馬に対する各勝馬投票券に按(あん)分した額に相当する金額(以下この条において「一号給付金」という。) 当該勝馬投票の的中者
  二 第七条第一項から第三項までの規定により算出した金額が、勝馬投票券の券面金額以下となる場合(第十条第一項の端数切捨てにより勝馬投票券の券面金額となる場合を含む。)において、当該勝馬に対する各勝馬投票券につき、その券面金額の十分の一に相当する金額(以下この条において「二号給付金」という。) 当該勝馬投票の的中者
 2 一号給付金を交付する場合において、前項第一号の規定によつて算出した金額に一円未満の端数があるときは、その端数は、切り捨てる。
 3 二号給付金は、当該二号給付金の交付の対象となる勝馬投票法の種類ごとの払戻金の総額に当該勝馬投票法の種類ごとの二号給付金の総額を加算した額が当該勝馬投票法の種類ごとの勝馬投票券の売得金の額を超える場合は、交付してはならない。
 4 一号給付金又は二号給付金を交付する場合において、当該一号給付金又は当該二号給付金に係る債権は、六十日間行わないときは、時効によつて消滅する。
 5 第一項の規定により同項に規定する業務が行われる場合には、日本中央競馬会法第二十九条の二第一項及び第五項中「第十九条第三項及び第四項」とあるのは「第十九条第三項及び第四項並びに競馬法附則第五条第一項」と、同法第四十条第三号中「第十九条」とあるのは「第十九条又は競馬法附則第五条第一項」とする。
要するに、当たり馬券の場合、配当金に数%の加算がつく他、「元返し」として評判が悪かった複勝などの馬券に10%のプレミアをつけて配当ができるという訳である。
ますます、複コロの魅力が高まったということができるのかもしれない。

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June 12, 2007

今年の新種牡馬をみる もくにの馬シカ帳(3)

2007年の新種牡馬の紹介記事がレープロにあった。シンボリクリスエスが産駒146頭でトップだが、次いでアグネスデジタル118頭、4番手にサウスヴィグラスの100頭、7位にゴールドアリュールの85頭とベスト10に4頭日本調教馬があり、11位以降はエアエミネム、エイシンプレストン、アグネスゴールド、レギュラーメンバー、タイキファイヤー、ミレニアムバイオ、ゴールドヘイロー、アグネスフライト、ラスカルスズカ、ショウナンカンプと日本調教馬が並んでいる。SS直仔よりも他の種牡馬の産駒が種付け数が多かったりするのは、SS系の牝馬が増えたこととも無縁ではないだろう。これらの中からどんな馬が出てくるか楽しみではある。

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June 11, 2007

何故あの新聞を購入するか もくにの馬シカ帳(2)

週末となると見出しの派手な夕刊スポーツ紙を購入するが、ヨコ書きの専門紙を購入することが多い方々からみるとカタリ派のような存在らしい。(勿論、カタリ派のようにヴァチカンからの迫害はないわけだが・・・)
購入する理由はいろいろあるが、値段が安いこと(\120)、その割りに柱の掲載が多いこと(主場全レースと他場も午後分は確実)ということは大きな理由だが、それ以上に重要なのは、小生の場合、過去のチェックレースやMMの情報などをそこに書き込むため、そのスペースが多いというのが実用上一番便利なことが大きい。
さらに言えば、芸能記事などおちゃらけ記事が多い中で、競馬欄だけはいたって真面目に作成されているという落差が良い。そのおちゃらけ記事だって、ブログの小ネタに使える。
いろいろな意味で、費用対効果の高い新聞だと言えるだろう。

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June 10, 2007

ウォッカは何故凱旋門賞に挑戦するか もくにの馬シカ帳(1)

ダービー馬ウォッカが凱旋門賞に挑戦する計画があるそうだ。それも主戦の四位ではなく、現地の騎手を起用するとのことなので、ある種本気モードだろう。
では何故、ウォッカが凱旋門賞に挑戦するのだろうか? 答は簡単である。ウォッカはダービー馬であることから、既に日本で競馬してもこれ以上評価が高まることはないからだろう。しかも、自家生産馬であることから、評価が高くなろうがあまり関係ない。ということで、ロマンを求めるのが一番ということもあるのではないか。
さらにいえば、凱旋門賞は3歳馬が圧倒的に有利なレースである。あとは、どのようなローテーションで本番に向かうかということなんだろう。

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March 17, 2007

賭博経済学入門(10) 「大小」の必勝法を考える

マカオでかなり人気のゲームにサイコロを3つふってその出目を賭ける「大小」というものがあるが、4から10までが「小」、11から17までが「大」ということになり、2倍の配当が貰える。ソウルでもウォーカーヒルやセブンラックで試すことができ、特にセブンラックはマカオと同様過去の出目が表示されるので、それを元に必勝法がないか考えてみた。
一番可能性のありそうな方法は以下の通りである。4万ウォンからスタートしてみよう。
①出目をみて、3回連続して「小」か「大」が出たとき、次にその逆に2万ウォン(持ちチップの半分)を賭ける。当たれば、2万ウォン勝ちとなるので、勝ち逃げ。
②外れた場合、さきほどと同じ目に再度2万ウォン賭ける。当たれば、元金に戻るので、間隔を空けて①に戻る。
③外れた場合、①の方法で、今度は4万ウォン賭ける。
(後は同様)
要は、いつまでもゲームをやるのではなく、ヒットアンドウェイで少し儲けたら止め、儲けたら止めを繰り返すことが大切なようだ。

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September 22, 2006

「競馬法」を読む(2)

第5条以降に投票方法などの規定がなされている。
勝馬投票券(第五条)日本中央競馬会は、券面金額十円の勝馬投票券を券面金額で発売することができる。
なんと基本単位が10円だった。確かに馬券をよく見ると10円×10枚などと書いてある。これも実は、5条の2項に、「2  日本中央競馬会は、前項の勝馬投票券十枚分以上を一枚をもつて代表する勝馬投票券を発売することができる。」とちゃんと規定されている。
さらに、通常馬券が発行されない電話投票やPATはどうかというと、「3  第一項の勝馬投票券については、これに記載すべき情報を記録した電磁的記録の作成をもつて、その作成に代えることができる。この場合においては、当該電磁的記録は第一項の勝馬投票券と、当該電磁的記録の記録は同項の勝馬投票券の記載とみなす。」という規定があって、

勝馬投票法(第六条)勝馬投票法は、単勝式、複勝式、連勝単式及び連勝複式並びに重勝式の五種類とし、その実施の方法については、農林水産省令で定める。
現在は、「基本勝馬投票法」と呼ばれる4種類の方法しかないが、「重勝式」も制度としてはある。これはいわゆる「単コロ」を馬券にしたもので、2,3,4,5重勝さらに、2重勝の連単、連複まで規定上は存在する。ただし、3,4,5重勝及び2重勝の連勝式は1日1回に制限されている上に、配当の上限額(二千万円)も定められている。
なお、連勝単式については、省令で①枠単、②馬単、③三連単の3種類が、連勝複式については、①枠複、②普通馬複、③拡大馬複、④三連複の4種類が規定されている。また、複勝については、5~7頭の場合は2着まで(PLACE)、8頭以上の場合は3着まで(SHOW)ということも省令でちゃんと規定されている。

払戻金(第七条)日本中央競馬会は、単勝式及び複勝式の的中者に対し、当該競走に対する売得金の額を第一号算式によつて算出した金額から第二号算式によつて算出した金額を控除した残額に第三号算式によつて算出した金額を加えた金額を、当該勝馬に対する各勝馬投票券にあん分した金額を、払戻金として交付する。
2  日本中央競馬会は、連勝単式、連勝複式及び重勝式勝馬投票法の的中者に対し、当該競走に対する売得金の額を第一号算式によつて算出した金額から第二号算式によつて算出した金額を控除した残額を、当該勝馬に対する各勝馬投票券にあん分した金額を、払戻金として交付する。

第一号算式{W+(D÷P)}×(1-R)=T
 Wは、当該勝馬に対する勝馬投票券の総券面金額。
 Dは、出走した馬であつて勝馬以外のものに対する勝馬投票券の総券面金額。
 Pは、勝馬の数(的中者がない場合にあつては、一)。
 Rは、第八条の規定により、農林水産大臣が定める率。
第二号算式(T-W)×r
 Tは、第一号算式のTに同じ。
 Wは、第一号算式のWに同じ。
 rは、百分の十。
第三号算式(A÷P)×a
 Aは、出走したすべての馬に対する勝馬投票券の総券面金額。
 Pは、第一号算式のPに同じ。
 aは、百分の五以内で農林水産大臣が定める率。

これは要するにパリミチュレル方式の規定なのだが、単・複の方が、3号算式が加算される分だけ配当額の割が良いということになる。

これらの条文から現行のルールでも導入可能な重勝式をいつ導入するかというのが一つの検討課題ということがいえるだろう。ただ、これは配当額が高くなるので「射幸心を煽らない」という前提から慎重な検討が必要だろう。
その方策としては、購入金額を抑えるということも一つの方法だと思う。基本購入単位はあくまでも10円であるということを念頭に置けば、現在香港でやっているように、基本販売単位は10ドルだが、60通り以上買う時は2ドルから買えるようになっているシステムと同様なものを日本でも導入するとか、韓国のように購入金額の上限を設けること等を併用して、馬券の多様化をすすめることを提言したい。
(続く)

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September 20, 2006

「競馬法」を読む(1)

さきに、競馬法改正の精神について述べたが、そうは言っても競馬法について十分吟味した訳ではないので、この機会にこの法律についてみてみることとした。ちと長いので何回かわけて・・・

競馬場(第二条) 中央競馬の競馬場は、十二箇所以内において農林水産省令で定める。なんと、法律で競馬場の数が決められていたのだ。具体的には、省令(施行規則1条)で札幌、函館、福島、新潟、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の10箇所が指定されており、理論上はあと2箇所追加できることになる。

競馬の開催(第三条)中央競馬は、次に掲げる事項につき農林水産省令で定める範囲を超え、又は農林水産省令で定める日取りに反して、開催してはならない。①年間開催回数、②一競馬場当たりの年間開催回数、③一回の開催日数、④一日の競走回数具体的には、省令(施行規則2条)で、年間36回、1場あたり5回、1回8日、1日12レースが上限となっている。(若干の例外規定あり)~これが「定める範囲」
また、「定める日取り」としては、同じく施行規則2条2項に「日曜日、土曜日、休日、一月五日から同月七日までの日のいずれかの日」とされており、例外は天変地異などの時に、これらの日に競馬が実施できなかった場合、月・火・金に代替競馬ができるだけとされている。

競馬の実施に関する事務の委託(第三条の二) 日本中央競馬会は、政令で定めるところにより、競馬の実施に関する事務を都道府県、市町村又は私人に委託することができる。これが、「相互乗り入れ」の規定というやつで、具体的には①勝馬投票券の発売、払戻金・返還金の交付。②競馬場内及び場外設備内の取締り。③入場料の徴収 が競馬法施行令3条に規定されている

入場料(第四条)日本中央競馬会は、競馬を開催するときは、入場者から農林水産省令 で定める額以上の入場料を徴収しなければならない。これは、言うまでもなく入場料の規定であるが、例外がある。まず、競馬法第二十九条各号に規定する者といって、JRAの職員や調教師、騎手といったそもそも馬券の購入ができない関係者。それ以外に「農林水産省令で定めるもの」というのが面白く、施行規則4条には国会議員、中央競馬の馬主が規定されている。
さらに競馬に関し学識経験を有する者、中央競馬に関係する報道関係者等(競馬会の規約で定めるものに限られている)も対象であり、指定席プレゼントとか来賓などは「等」で読むんだろう。
また、農林水産省令で定める額は「百円」とされている。
馬主はともかく、国会議員も対象とは知らなんだ。国の特殊法人だけに、「国政調査権」があるということだろうか。
われらがキルトクール株式会社も「競馬に関し学識経験を有する者」にならないだろうか・・・
(続く)

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July 06, 2006

賭博経済学入門(9)「囚人のジレンマ」の解決法を応用した馬券購入作戦の検討

先に引用した「勝つためのゲームの理論」という本において、「囚人のジレンマ」を解決する方法として「しっぺ返し戦略」が勝敗は別として最も得点を得る上で有効であることが指摘されていた。
そこで、この戦略を応用した購入法と他の方法を比較検討し、「しっぺ返し戦略」が馬券購入に有効か否か検討することとした。
今回、「しっぺ返し戦略」に準ずる馬券購入法として考えたのは以下の方法(以下「方法A」とする)である。
① 1Rは一番人気馬の単・複を\100づつ購入する。
② 1Rで一番人気馬が勝った場合、2Rでも一番人気馬の単・複を\100づつ購入する。(協調的対応)
③ 1Rで一番人気馬が2、3着の場合、2Rは一番人気馬の複を\200購入する。
(準協調的対応)
④ 1Rで一番人気馬が着外の場合、2Rは購入せず、購入資金は3Rに回す。
(裏切り的対応)
⑤ 以下同様に繰り返す。(④の場合、3Rでは一番人気の単・複\200づつ購入することとなる)

比較対照として次の2つの方法を用いた。
方法B 全R一番人気馬の単・複を\100づつ購入する。(全協調的対応)
方法C 全R馬番1番の馬の単・複を\100づつ購入する。(ランダム型対応)

2回福島5・6日目、4回京都5・6日目、1回函館5・6日目で各々行ってみた結果は以下のとおりである。
福島
5日目 方法A   方法B  方法C  6日目方法A 方法B   方法C
1R  200→0  200→0  200→0   200→240  200→240  200→240
2R  ケ ン   200→0  200→0   200→110  200→110  200→0
3R  400→240  200→120  200→0   200→0  200→0  200→0
4R  200→280  200→140  200→0   ケ ン   200→120  200→0
5R  200→240  200→300  200→0   400→560  200→280  200→0
6R  200→0  200→0  200→0 200→0  200→0  200→0
7R  ケ ン   200→0  200→870  ケ ン   200→0   200→0
8R  400→200  200→100  200→0 400→0  200→0  200→930
9R  200→260  200→320  200→0 ケ ン   200→290  200→0
10R  200→540  200→540  200→0   400→320 200→160 200→0
11R  200→0  200→0  200→1630  200→0  200→0  200→0
12R  ケ ン   200→290  200→0   ケ ン   200→0  200→0
合計 2200→1760 2400→1810 2400→2500 2200→1230 2400→1200 2400→1170
回収率  80%   75.4%  104.2%   55.9%   50%   48.8%

京都
5日目 方法A   方法B  方法C  6日目方法A 方法B   方法C
1R  200→0  200→0  200→0   200→120  200→120  200→0
2R  ケ ン   200→0  200→0   200→200  200→100  200→530
3R  400→240  200→120  200→0   200→220  200→110  200→0
4R  200→240  200→120  200→0   200→300  200→150  200→0
5R  200→240  200→260  200→260   200→0   200→0  200→720
6R  200→0  200→0  200→0 ケ ン   200→140  200→0
7R  ケ ン   200→360  200→360  400→0   200→0   200→0
8R  400→720  200→360  200→0 ケ ン   200→0  200→0
9R  200→130  200→130  200→0 400→720  200→360  200→0
10R  200→220  200→110  200→790   200→140 200→140 200→1560
11R  200→0  200→0  200→0   200→0  200→0  200→0
12R  ケ ン   200→0  200→0   ケ ン   200→300  200→0
合計 2200→1790 2400→1460 2400→1410 2200→1700 2400→1420 2400→2810
回収率 81.4%   60.8%   58.8%   77.3%   59.2%  117.1%

函館
5日目 方法A   方法B  方法C  6日目方法A 方法B   方法C
1R  200→100  200→100  200→0   200→140  200→140  200→0
2R  200→260  200→130  200→0   200→0   200→0  200→0
3R  200→260  200→130  200→0   ケ ン  200→140  200→0
4R  200→0   200→0  200→0   400→0  200→0  200→0
5R  ケ ン   200→110  200→110   ケ ン   200→0  200→0
6R  400→440  200→220  200→0 400→0  200→0  200→0
7R  200→360  200→360  200→0   ケ ン   200→120  200→120
8R  200→100  200→100  200→0 400→0 200→0  200→930
9R  200→260  200→430  200→270 ケ ン   200→0  200→返
10R  200→100  200→100  200→0   400→220 200→110 200→110
11R  200→240  200→120  200→0   200→280  200→140  200→0
12R  200→0   200→0  200→0   200→220  200→110  200→0
合計 2400→2120 2400→1800 2400→380  2400→860 2400→760 2200→1160
回収率 88.3%   75%   15.8%   35.8%   31.7%   52.7%

3場の合計では、
方法A  9460/13600(回収率69.6%)
方法B  8450/14400(回収率58.7%)
方法C  9430/14200(回収率66.4%)
ということになり、方法A即ち「しっぺ返し戦略」の変法が最も回収率が高いという結果になった。しかし、1番人気を買い続けるよりも、最内の馬を買い続けた方が回収率が高かったのは少し意外だった。平坦・ローカル小回りコースという夏競馬の特性が出ているのかもしれない。

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July 05, 2006

「勝つためのゲームの理論」を読む

ゲーム理論は、社会制度の研究にも取り入れられているそうだ。
しかし、本書ではゲーム理論の基本である「囚人のジレンマ」から解き明かしている。
判断事が一回だけだと双方の期待利益が最大となる強調行動を取らず、自己の利益が高い裏切り行動を取ることが多いという。
しかし、判断事が多数になり、参加者が増えてくると最も安定した判断は初回は協調的にふるまい、二回目以降は前回の相手と同じ行動を取る「しっぺ返し戦略」だという。この戦略の要点は以下の通りである。
・ 自分からは裏切らない。
・ 相手の裏切りには、即座に反応する。
・ 相手が協調してきたら即座に協調する。
・ 単純明快である。
・ 関係を長く続ける。
・ 相手を間違わない。

なんか外交交渉みたいだなぁ。
この「しっぺ返し戦略」は、相手から容易に強調を引き出し得る反面、ゲームにおける得点は多いものの勝敗との関係はないという問題があるようだ。
ということは、競馬のように的中率より回収率が重視されるようなゲームには向いているのかもしれない。
(もっとも、競馬の場合は青手が協調的に対応する訳ではない)
ただそもそも「囚人のジレンマ」は一対一の戦いの際の考え方であり、社会全体に適用可能なものとは言えない。
社会全体に適用しようとしたのが「共有地の悲劇」理論だという。
これは、共有地たる牧草地に羊を飼う農民が収入を増やそうとするには、羊を増やすことが必要である。しかし、皆が自己の利益のために同じことをしようとすると牧草地が手狭になり、羊が痩せてしまうので地域全体の収入は減少する。
このように、個人が利益追求のための行動を取ることがエスカレートすると社会全体の不利益になるということがわかる。
では、このような状況下で多くの相手と同時に戦った時に生き残る戦略は何かというと、最も成功するのは、最初は協調し、二回目からは、前回過半数が裏切ったら裏切りを選び、そうでなければ協調を選ぶという「しっぺ返し戦略」の変法だったという。
なんのことはない。これは民主主義における多数決の原理そのものである。

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June 04, 2006

賭博経済学入門(8) 安田記念出走馬の分析(2)

このところ週末は必ず天気が崩れていたが、今週は雨の可能性の低い週末になりそうだ。

東京11R 第56回安田記念
前稿で、「1F短いとはいうものの、同じ府中の舞台で行われた京王杯で自分のペースで逃げ粘ったオレハマッテルゼが馬券検討の軸馬」ということにしたが、生憎外枠となってしまった。この位置からだと前走のように自分のペースで逃げ切るという展開がそのまま当てはまるか?という問題がある。こういう点を踏まえて全頭みてみることとしよう。
1ダイワメジャー:このところ強い競馬を見せているが、府中は〔0,0,0,4〕と結果を出していない。これはノド鳴りのある馬なら考えられることで、終いのダッシュをするときは当然無酸素運動となるので、小回りなら持続できるが、府中では息が持たないということなんだろう。(切)
2ダンスインザムード:このところ牡馬相手でもそこそこ走っているし、馬券の対象にはなり得るだろう。(★)
3テレグノシス:今回乗り代わりになったが、「主戦でもよかったが、1回ユタカに乗ってもらって答えを出したかった」ということで、差しの帝王がどういう競馬を見せるか期待したい。(★)
4ブリッシュラック:昨年の4着馬。今年も内枠を利して善戦するだろう。ただ、前が壁になる危険性はあるが・・・。(★)
5メイショウボーラー:テンに飛ばしてペースを作る可能性があるが、いかんせん芝は9連敗中。今はダート馬なんだろう。(切)
6ハットトリック:千六成績が〔7,0,0,2〕、府中成績も〔3,0,0,3〕勝つか負けるか両極端。馬場は向きそうだが、強調材料に欠ける印象で。(切)
7シンボリグラン:ここんところ、人気になって裏切る結果になっているが、今回は逆に人気薄ということで気楽に乗ればチャンスはあるかもしれない。(?)
8フジサイレンス:「叩かれつつ良くなるタイプ」ということだが、GⅠでは荷が重いだろう。関屋記念あたりなら。(切)
9ローエングリン:テンに行って善戦するというパターンの馬だが、前走みているとそれも上手くいかない印象。年齢的にも大きく望むのは酷か。(切)
10ザデューク:「恐らく中団ぐらいの位置取りになるだろう。最後はいい脚を使ってくれるので期待したい」ということだが、内側では壁になりそうだし、外からでは伸びきれない。ちと苦しいのでは。(切)
11カンパニー:「放牧先から帰厩して細菌に感染する誤算があった」ちゅうことだが、調教の動きはとても良いようだ。しかし、目に見えない影響はありそうで・・・。(切)
12バランスオブゲーム:「休み明けは走る馬」だから、ここは狙い目と言えるが、速い脚に欠けるので、自分のペースで前に行かないと勝機はない。まさに前走のオレハマッテルゼと同じような競馬が要求される訳で、同型馬がいるとそうした展開は難しいだろう。(切)
13エイシンドーバー:ここ使って本命は米子Sか関屋記念だろう。(切)
14インセンティブガイ:陣営が「前々の競馬がいいでしょうね」と言っているように、そうした競馬もできる馬。鞍上からも2着の可能性はあるか(^^)。(★)
15アサクサデンエン:7枠だし、「大外の藤田は切り」ということにしているので。(切)
16ジョイフルウィナー:「インコースが伸びるようなので、それを考慮して作戦を立てたい。」という陣営の対応は間違っていないと思うが、末脚一気の馬だけにこの位置からどう対応していくのか? ちと疑問。(切)
17オレハマッテルゼ:「抜け出すとソラを使う馬」が前走逃げて新境地を開拓したこととなった。今回、内側からメイショウボーラー、ローエングリンなどが行くだろうが、前走でも12枠から前に行っているし、ダービーでもマイペースの先行で善戦した鞍上だけに軽視はできない。(★)
18グレイトジャーニー:「信頼できる穴馬」ということだが、前に行く馬ではなく、2走前くらいの終いの脚(33秒台)を使えば良いところまで行けるかもしれないが、大外からでは届かないのは明白で・・・。(切)
ということで、残った馬はダンスインザムード、テレグノシス、ブリッシュラック、インセンティブガイ、オレハマッテルゼの5頭+シンボリグラン。
この中で本命は4◎ブリッシュラック、対抗は3○テレグノシス、三番手は2▲ダンスインザムード。さらに、馬券的妙味を考えて14△インセンティブガイか。
馬券的には枠連1-2、2-2、2-7。三連複2-3-4、2-3-14、2-4-14、3-4-14。4、7の単複。
キルトクールは17オレハマッテルゼ。「軸馬」を切るのは如何なものかとも思うが、会長先生の神通力もそろそろでは。

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May 30, 2006

賭博経済学入門(7) 安田記念出走馬の分析(1)

日本ダービー○▲△◎の順に入着した上に「お遊び」のアペリティフまで6着と馬券以外はほぼ完璧の予想結果であったことに気をよくして、安田記念も同様な方法での分析を試みることとした。
安田記念出走予定馬が走っているレースとして、京王杯SC、ヴィクトリアマイル、マイラーズC、ダービー卿CT、高松宮記念、阪急杯、中山記念。さらに、香港馬の出た香港Cマイルの8レースについて、スピアマンの順位相関係数を算出するとともに、スタートとラスト3Fの時計もみてみることとした。
レース     順位相関係数 信頼度 スタート3F ラスト3F
京王杯SC     0.78  P < 0.01  35.2    34.6
ヴィクトリアマイル 0.64  P < 0.01  35.4    34.3
マイラーズC    0.89  P < 0.01  36.7    34.9
ダービー卿CT   0.11        35.1    34.3
高松宮記念     0.65  P < 0.01  33.7    34.3
阪急杯       0.29        34.7    36.2
中山記念      0.48        37.1    35.6
香港Cマイル    0.29        36.2    34.2

順位と人気の相関のほとんどないレースもみられるという結果から、今年の短距離路線の混迷ぶりが見て取れるという印象を受けるが、京王杯とマイラーズCの結果は人気との信頼度が高い。このうち、マイラーズCは出走頭数が揃わなかったことから、1F短いとはいうものの、同じ府中の舞台で行われた京王杯で自分のペースで逃げ粘ったオレハマッテルゼが馬券検討の軸馬ということになろう。
府中は今週からBコースとなり、枠順に左右される要素が高いことが十分想定され、最終判断は、枠確定後ということになる。


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May 28, 2006

賭博経済学入門(6) 日本ダービー出走馬の分析(2)

なんだかんだいって、やはりダービーというのはワクワクするもんである。オークスは「ダヴィンチ・コード」馬券だったが、ダービーは「嫌われ松子」馬券になるんだろうか・・・

東京10 R 東京優駿
以前書いたものに、「人気と結果との関連性が最も高い青葉賞で、ダービーと同距離を先行して逃げ切ったアドマイヤメインを検討の軸とし、これと他の有力馬を比較しながら馬券の組み立てを検討することが最善策である」としたことから、これを中心に考えることとしたい。
基本的には、青葉賞、プリンシパルS組とは勝負付けが済んでいる。皐月賞組とは詳細な比較検討を要し、京都新聞組はペースが平均的になった場合にどういう形で競馬ができるか考える必要があるということになろう。では全頭みてみよう。
1 スーパーホーネット:成長力不足を指摘されているように、今年に入って精彩を欠いている。ここも見送りが賢明か。(切)
2 メイショウサムソン:陣営も「2400mは初めてになるが元々、距離が延びていいタイプだ」ということだし、東スポ杯でも終い33.8秒で走った実績もある。馬券の対象にはなると思うが、どうも「ダービー馬」というイメージが湧かないんだなぁ。(★)
3 ロジック:距離と鞍上から苦しいだろう。(切)
4 マルカシェンク:陣営は「切れ味が武器。デキはいいし、東京の2400mは合う」としている。前走のようなスローであれば終い33秒で走れることは判ったが、少し速いペースでもそれに近い時計で行けるだろう。本来「世代最強馬」である筈だし、やはり無視はできない。(★)
5 トーホウアラン:陣営が「完成度は遅い」と言っているように、本格化は先ということなんだろうが、それでも勝っているのは素質が高いんだろう。でも前走は明らかに展開に恵まれた印象で。(切)
6 アドマイヤメイン:青葉賞について陣営は「ダービーにつなげるために使ったが、道中で落鉄しながらもあの強さ」としている。相手関係にもよる訳だが、時計的にも皐月賞と大差はなく、自分のペースで前に行けばかなりやれそうだと思う。会長先生がダービーと縁が薄いのはマイナス要素だが、先週も上手く乗っており、同じように競馬ができれば有力候補だろう。(★)
7 フサイチリシャール:決め手不足ということははっきりしており、距離伸びるとその問題がさらに露呈してしまうだろう。ダート路線に活路を見出したい。(切)
8 パッシングマーク:金鯱賞に出ればいいところいけたのでは。(切)
9 サクラメガワンダー:グラスワンダー産駒だから、府中よりも中山・阪神向きじゃないだろうか。中山で結果を出せなかったのは残念。(切)
10 アドマイヤムーン:武騎乗というのはプラス要素かもしれないが、距離不安があるし、とりわけ、先週のような乱ペースになってしまうと一番辛いタイプだろう。(切)
11 ヴィクトリーラン:陣営は「少し真面目すぎるくらいだから、脚をためた方がいいかも」という競馬をやるようだが、有力馬との勝負付けは済んでいる印象で。(切)
12 アペリティフ:前走は展開に恵まれたと言えるだろうが、人気なさそうなんで買うならこういう馬か。(★)
13 トップオブツヨシ:レースぶりはしぶとく、相手なりに走るという印象はあるが、逆に有力馬との勝負付けは済んでいる。母父トニービンで長く良い脚を使えるだろうから、掲示板はあるかも。(切)
14 ジャリスコライト:鞍上はそれなりに力を発揮しているので、好感がもてるが、藤沢厩舎のGⅠは安定性に欠けるんで軽視したい。(切)
15 ドリームパスポート:陣営が「距離はもつと思うで。それに、四位も合うと思うわ。ジッと我慢しとったら、確実にええ脚を使うで」とのことだし、土曜日の3Rのダイワローンスター(テキサスの子にローンスターと付けるのはしゃれていると思い単複買ったんだが)の四位JKの騎乗を見ていてなかなかやるわいと思った。ここでも同じような競馬をすると無視はできない。(★)
16 ナイアガラ:ここでは力不足だろう。(切)
17 フサイチジャンク:陣営は「手脚の長い馬だから中山2000mは合っていなかったのに善戦してくれましたから。東京の方がいいと思うし、期待は皐月賞以上です」ということだし、成長力もまだまだありそう。大外というのがどうかだが、馬券の対象としては軽視はできない。(★)
18 エイシンテンリュー:青葉賞では出遅れながら末脚活かし3着。「嫌われ松子」かもしれないが、メインとの勝負付けは済んでいる。(切)
残ったのが、2メイショウサムソン、4マルカシェンク、6アドマイヤメイン、12アペリティフ、15ドリームパスポート、17フサイチジャンクの6頭。このうち12アペリティフはお遊びなので、残るは5頭。世代最強馬と思っている4マルカシェンクを◎。強いけれどダービー馬というイメージは遠い2○メイショウサムソンが続き、前に行って上手く競馬すればオークスくらいの成績はあげそうな鞍上騎乗の6▲アドマイヤメインを三番手。騎乗が冴える15△ドリームパスポートも落とせない。
キルトクールは皐月賞に引き続き17フサイチジャンクを指名。早めの東上は「策士策に溺れる」の印象も・・・。

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May 24, 2006

賭博経済学入門(5) 日本ダービー出走馬の分析(1)

まず、ダービー出走馬が走っているレースである、皐月賞、NHKマイルC,青葉賞、プリンシパルS、京都新聞杯の5レースについて、スピアマンの順位相関係数を算出してみることとした。あわせて、スタートとラスト3Fの時計もみてみることとした。
結果は以下の通りであった。
レース  順位相関係数 信頼度 スタート3F ラスト3F
皐月賞     0.67  P < 0.01  35.6     35.7
NHKマイルC 0.53  P < 0.05  34.2     35.7
青葉賞     0.82  P < 0.01  35.7     35.3
プリンシパルS 0.50  P < 0.05  35.3     35.5
京都新聞杯   0.71  P < 0.05  36.2     33.5
ほぼ平均的なペースだったと考えられる皐月賞、青葉賞、プリンシパルSの間で、順位相関係数が0.50~0.82と差がみられたのは興味ある事象である。また、NHKマイルCは時計の掛かる消耗戦であり、人気との相関がやや低く、京都新聞杯はスローの終い勝負という展開であったものの人気との関連は比較的高いということになった。
こうしたことから、人気と結果との関連性が最も高い青葉賞で、ダービーと同距離を先行して逃げ切ったアドマイヤメインを検討の軸とし、これと他の有力馬を比較しながら馬券の組み立てを検討することが最善策であると示唆された。

この基本方針に即し、枠順確定したら、検討を進めていくこととしたい。

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May 23, 2006

賭博経済学入門(4) 2回東京場所の分析(1)

スピアマンの順位相関係数を用いて、2回東京第1日における人気と着順の関係を調べてみた。(天気:晴、馬場状態:芝、ダートとも良)
レース 距離 順位相関係数
T1-1 D16 0.63 P < 0.05
T1-2 D14 0.42
T1-3 D16 0.43 P < 0.05
T1-5 T20 0.55 P < 0.05
T1-6 T16 0.51 P < 0.05
T1-7 D14 0.41
T1-8 T16 0.75 P < 0.01
T1-9 T23 0.63 P < 0.05
T1-10 T20 0.58 P < 0.05
T1-11 D16 0.37
T1-12  D14 0.07
この結果をみると芝のレースは堅め、ダートは少し荒れたという印象をうける。そこで、次の二つの馬券購入法を用いて、回収率を計算することとした。
一つは、1番人気の単勝馬券と1~3番人気の複勝馬券と購入した場合の回収率(A)。
もう一つはすべての出走馬の複勝馬券を購入した場合の回収率(B)。
結果は以下のようになった。
レース  1R 2R 3R 5R 6R 7R  8R 9R  10R  11R 12R
回収率A 85% 32.5% 32.5% 82.5% 0% 137.5% 77.5% 75% 82.5% 45% 45%
回収率B 42.7% 86.3% 126.4% 46.9% 202.3% 50.6% 31.2% 50% 50% 96% 82.5%
順位相関 0.63 0.42 0.43 0.55 0.51 0.41  0.75 0.63 0.58 0.37 0.07
これをみると、「堅め」と思われた芝でも6Rのように、上位人気馬が総崩れで高配当になったレースもあるし、ダートでも7Rのように人気馬が中心の決着となったレースもある。順位相関係数は全体の順位で関連性をみるのに対し、馬券となるのは1~3着馬のみであるから、この辺に落差の要因があるようだ。

では、開催が進んだことによる馬場の変化の影響を判断できないかという観点から2回東京第8日の人気と着順の関係を調べてみた。(天気:曇、馬場状態:芝、ダートとも4R迄重→5Rより稍重)
レース 距離 順位相関係数
T8-1 D14 0.53 P < 0.05
T8-2 D16 0.71 P < 0.01
T8-3 T20 0.79 P < 0.01
T8-4  T14   0.86 P < 0.01
T8-5 D13 0.59 P < 0.01
T8-6 T16 0.54 P < 0.05
T8-7 D16 0.46 P < 0.05
T8-8 T14 0.48 P < 0.01
T8-9 T18 0.79 P < 0.01
T8-10 D21 0.67 P < 0.05
T8-11 T16 0.64 P < 0.01
T8-12  D14 0.44  P < 0.05
最終日の結果では、すべてのレースで人気と着順にある程度(以上)の正の相関が認められた。しかしながら、芝・ダートによる差はないようであった。

もう少し分析を続け、何か判断の参考になりそうなデータが得られないか検討してみたい。

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May 11, 2006

賭博経済学入門(3)-キルトクール社員の投票行動の分析(Ⅱ)

ここでは、前稿 で述べたように、「キルトクール指名の結果如何によってその後の投票行動に変容があるかどうか」検証してみることとしたい。
ここでも前回と同様、阪神大賞典と天皇賞・春のデータを用いることとする。
阪神大賞典に出走した9頭のうち、7頭が天皇賞・春に出走したことから、この7頭に投票したキルトクール社員の行動変容を検討することとした。阪神大賞典における7頭の
阪神1 着(1人気) ディープインパクト 0票(8位)
2着(5人気) トウカイトリック  5票(4位)
3着(2人気) デルタブルース  5票(4位)
4着(8人気) ハイフレンドトライ1票(7位)
5着(6人気) ファストタテヤマ 6票(3位)
6着(4人気)アイポッパー   8票(2位)
7着(7人気)チャクラ      4票(6位)
これら7頭に投票した29名中26名が天皇賞・春にも投票を行い、その結果は以下のようになっていた。( )は阪神大賞典不出走馬。
トウカイトリック4票→ファストタテヤマ1、(リンカーン2、ビッグゴールド1)
デルタブルース5票→デルタブルース1、ディープインパクト1、(ローゼンクロイツ・ビッグゴールド・アドマイヤモナーク各1)
ハイフレンドトライ1票→(マッキーマックス1)
ファストタテヤマ5票→ディープインパクト1、アイポッパー1、(リンカーン・トウカイカムカム・マッキーマックス各1)
アイポッパー7票→アイポッパー1、デルタブルース2、トウカイトリック1、(リンカーン2、シルクフェイマス1)
チャクラ4票→チャクラ2、(リンカーン2)
26票中投票行動に変化がなかったのは4票に過ぎず、いずれも天皇賞ではキルトクール成功であった。変化した22票中6票が他の阪神大賞典出走馬に、16票が不出走馬に投じられ、結果ドンガバチョとなったのが6票(出走馬2票、不出走馬4票)であった。
このことから、「投票行動が変化しないことによってドンガバチョが防止できる」という仮説が考えられ、この仮説について検討する。
天皇賞・春の投票結果を投票行動の変化の有無、ドンガバチョの有無で2×2の分割表に整理すると
        投票変化無 投票変化有
ドンガバチョ有   0     6    6
ドンガバチョ無   4    16   20
           4    22
であり、ここからカイ2乗値を計算すると、χ2=0.298となる。従って、この仮説は棄却できないということになる。今後とも、もう少し分析を継続することが必要なようだ。

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May 02, 2006

賭博経済学入門(2)-キルトクール社員の投票行動の分析(Ⅰ)

キルトクール理論では、要するに「キルトクールがこなかった場合の喜びが次へのモチベーションとなることのみならず、キルトクールがドンガバチョしてしまった場合の悔しさをバネに次のレースへの意欲を高める。」という仮説が前提となる。この仮説を検証することを目的として、実際にキルトクール社員の方々の投票行動を分析してみることとしよう。検証対象としては、誰が見ても圧倒的一番人気のディープインパクトが出走した天皇賞とその前哨戦である阪神大賞典を取り上げてみた。
阪神大賞典では、以下のようにキルトクール指名がなされていた。
1 着(1人気) ディープインパクト 0票(8位)
2着(5人気) トウカイトリック  5票(4位)
3着(2人気) デルタブルース   5票(4位)
4着(8人気) ハイフレンドトライ 1票(7位)
5着(6人気) ファストタテヤマ  6票(3位)
6着(4人気)アイポッパー    8票(2位)
7着(7人気)チャクラ      4票(6位)
8着(3人気) インティライミ   9票(1位)
9着(9人気) ブリットレーン   0票(8位)
社員さんの予想時点で競走結果が確定していることはありえないので、人気によってキルトクール指名が左右される可能性があるとすると、人気とキルトクール指名結果はいずれも「順位」であるから、スピアマンの順位相関係数を用いればその関係を検討することができる。都合のよいことに、スピアマンの順位相関係数を計算できるHP があったので、これを拝借して計算すると、スピアマンの順位相関係数は0.31(有意確率0.42:やや弱い相関)ということになった。
一方、「結果」についての一喜一憂は競走結果とキルトクール指名との相関をみればよいわけで、スピアマンの順位相関係数は-0.21(有意確率0.59:やや弱い相関)という結果を示した。
次に天皇賞・春の結果は、次のとおりであった。(*は阪神大賞典出走馬)
1着(1人気)ディープインパクト*1(10位)
2着(2人気)リンカーン    16(1位)
3着(8人気)ストラタジェム   1(10位)
4着(7人気)アイポッパー*  2(5位)
5着(9人気)トウカイカムカム 1(10位)
6着(13人気)ファストタテヤマ*1(10位)
7着(3人気)マッキーマックス 3(3位)
8着(6人気)ローゼンクロイツ 2(5位)
9着(5人気)トウカイトリック* 3(3位)
10着(4人気)デルタブルース* 9(2位)
11着(11人気)シルクフェイマス1(10位)
12着(10人気)ナリタセンチュリー0(15位)
13着(14人気)ビッグゴールド 2(5位)
14着(12人気)アドマイヤモナーク2(5位)
15着(17人気)ハイフレンドトライ*0(15位)
16着(15人気)チャクラ*    2(5位)
17着(16人気)ブルートルネード 0(15位)
これも同様に、人気との相関及び結果との相関を計算すると、
人気との相関についてのスピアマンの順位相関係数は 0.58(有意確率0.01:やや強い相関)、結果との相関についてのスピアマンの順位相関係数は0.26(有意確率0.32:やや弱い相関)という結果になった。
キルトクールにおいては、人気・実力共に抜けた馬やあきらかに力の劣る馬は指名されない傾向にあることは明らかであるから、社員さんたちは、概ねそこそこの力を持った馬を指名していることが人気との正の弱相関にあることから推察できる。(勿論一番人気馬を除外して計算すればさらに良い結果が得られるのは明らかであろうが、解釈に混乱をきたすおそれがあるので、ここでは行わないこととした。)
一方、結果との相関については、阪神大賞典では負の弱相関、天皇賞・春では正の弱相関を示した。このことは、阪神大賞典においては、キルトクール指名馬が馬券を外すケースが多く、「消し屋」の面目躍如となったのに対し、天皇賞・春では逆に指名馬が上位入線し、「ドンガバチョ」現象が多かったことが推察された。

今後、キルトクール指名の結果如何によってその後の投票行動に変容があるかどうか、検証してみることとしたい。

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追記:スピアマンの順位相関係数を利用すれば、「人気」と「着順」の関係が一目でわかることから、これを利用して特定の場所が「平穏」だったか「波乱」だったかを推察することが可能だろう。機会があればこれについての考察も行ってみることとしたい。

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